和ごころマナーラボの三上順子です。いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

今日は二十四節気の大雪。師走に入り更に寒さも増してまいりました。仕事も家事もスケジュール通りに終えて無事に今年を締められよう体調管理に気を抜かないよう過ごしております。先日、産業医の先生から健康管理についての講話をお聴きする機会があり、流水で30秒の手洗いで除菌の効果があると仰っていました。30秒なかなかできていないですが、体調維持の基本は手洗い、うがい、水分補給をマメに行うことですね。

 

 

さて、今日は母校のノートルダム清心女子大学同窓会主催「故渡辺和子前理事長追悼の集い」に出席してまいりました。12月30日でご帰天されて三年。お別れの会に出席できなかったので、今回の追悼式にはご案内をいただいた夏から出席を決めておりました。おそらく同窓会主催のこのような大きな追悼式はこの度が最後だろうとお聞きしておりましたので、出席させていただき本当によかったと思っております。今もまだ余韻で胸がいっぱいです。

 

同窓会本部の皆様が心をこめて時間をかけて準備してくださった思いの伝わる素晴らしい会でした。懐かしい同窓生とも再会でき、学生時代にタイムスリップしたようでした。私が在学中は学長でいらっしゃって、渡辺学長の講義「人格論」で学んだ教えは卒業後もずっと折に触れて思い出され、これまでの生き方の指針になっております。廊下ですれ違う時は神々しく美しい凛としたお姿に学生たちが自然と立ち止まって会釈し、通り過ぎられるのを見つめていたことを思い出します。学生一人一人の名前を呼んで大切にしてくださり、いつお会いしても優しく微笑んでくださった笑顔を思い出すと心が温まります。

 

本日の会場外のホールでは追悼写真展も設けられており、私が大学生の頃のお写真を何度も拝見しました。本当の女性の美しさのお手本を示してくださったことに心から感謝しております。「学生は私の娘たち」と仰ってくださり、卒業の時には「行ってらっしゃい、いつでも帰っていらっしゃいね」と送り出してくださった温かさは、卒業生が家庭や社会の様々な場面で恩送りとして実を結んでいることと思います。

 

 

 

追悼式に出席させていただいたご縁に感謝し、ほんものの美しいほゝえみを磨き、関わる人に幸せを届けられるよう精進したいと心から思いました。「当たり前のことに感謝し、置かれたところで咲く花に」何度もこの言葉が心に響いております。

 

 

渡辺和子先生、安らかなお眠りをお祈りいたします。ノートルダム清心スピリッツをずっと忘れずに、これからも人とのご縁に結んでまいります。