こんな漢字の宿題を低学年からやらされていたら、嫌いになるのは当たり前。
覚えられないのも当たり前。
こんにちは。
朝霞のどんぐり式学習塾
学び処『にこまる』
平松 あかね です。
小学生には漢字練習の宿題が、ほぼ毎日出されていると思います。
これにより、「漢字は書かないと覚えられない」という固定概念が子どもに刷り込まれてしまいます。
本来は、大量の練習をしなくても、覚えられる子も沢山いるはずです。
それなのに、「書かないと覚えられない」という理由で大量練習を強制され、勉強が嫌いになったりしてしまうのです。
あ～なんてもったいない。
そして、こんな練習方法は最悪です。
無駄です。
先生のやり方に１００％従う必要なんてありません。
きちんと理由を説明して、変えてもらいましょう。
《ダメダメな漢字練習の例》
①すべての漢字に振り仮名をふらせる。
「赤」を2行練習したら、そのすべてに「あか」と
書かせるようなやり方。 意味ありますか？
「あか」ってひらがなの練習でしょ。
覚えるべきは、「赤」の形。
読み方は学校で習った時点で頭に入るように指導すべきです。
こんなに何度も書かないと読み方は覚えられませんか？？？
振り仮名がなくても読めるようにするのが目的なのに、
ずっと振り仮名をつけさせているっておかしいです。
②書き順に沿って、一画一画書き足していく
1升目に1画目、2升目に1画目と2画目、3升目に1画目～3画目・・・・・
あなたはこのやり方で書き順が覚えられますか？
そもそも書き順は完璧じゃなくてもかまいません。
③間違ったまま何度も練習させておいて、それをすべて先生が直している。
これじゃ、先生が練習しているみたいですよね。
ワークを見てノートに書き写すと、間違えてしまうことがあります。
最初から、間違わせない工夫が必要です。
お手本のすぐ横に書かせれば、間違いは減らせます。
お手本も自分で書く文字も大きめが理想。
横に並べることで、バランスよく書けます。
お習字だって、手本は上じゃなく隣におくでしょ！
例として、私の汚い字で書いてみましたが、たったこれだけでも嫌な気分になりました。
これを、もっとたくさん、毎日毎日やらされる気になってください。
何なら、お母さん、代わりに一回でもやってみてください。
そして、このやり方は完璧！
ばっちり頭に入る。
漢字得意になりそう。
漢字大好き。
と、思われたら、自信をもってお子さんにやらせたらいいのです。
少しでも疑問を感じた方は、お子さんのために、すぐに先生にご相談ください。
お子さんを、漢字嫌い、勉強嫌いにさせないために、どうぞよろしくお願いたします。
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