鎌足
バナナ足
最近の子は 鎌 を知らないようで、バナナ足って言うんですよ。
さて、この鎌足、相当な曲者です。
タンジュやアラベスクなどの爪先を床から話した場合の鎌足の問題もありますが、今日はルルヴェの軸足が鎌足になっているパターンを考えてみましょ。
よく、5本の足指全てに重心をかけて、小指にまで体重がかかっているルルヴェをみかけますが、これは良くありませんね。
見た目がよろしくないばかりか、捻挫をしてしまいますよ。
小指には体重はかけません。
サポートをします。
イメージ的には 添え木 のような感じです。
ですが、実は、この小指が実に、実に重要な役割を果たします。
爪先を伸ばす、皆さんの言葉を拝借するならば、あるいはよく伸びた甲をつくりだすためにとても大切なところなのです。
しかし、この小指を、タンジュやアラベスクで使おうとすると、私の講師経験上、必ずと言っていいほど鎌足になります。
これが、教科書の理論と、実際の違いであり、子供と大人の違いでもあります。
ですので、皆さんは、小指を使うというより、小指がサポートする、添え木をするんだ、というイメージをお忘れなく。
Thank you for reading.
From junco.