先日。
用事があってタクシーに乗りました。
運転手さんと「明らかにここ数年の天候はおかしい」と言う話になって、そして私の故郷にも詳しかった運転手さんは「札幌も夏は今のようじゃなかったよね。なんだかこの5年くらいで明らかに変わった気がするよね。」と。
わ!やっぱりそうですよね?!と思わず言ってしまいました。
30年近くにもなってしまいますが、部活の合宿で8月2日頃に気温30度~31度を記録し、生まれて初めて膝の裏に汗をかきとても驚いた強烈な記憶があるからです。
(といってももっと子供の頃の気温の記憶はないのですが)
たった1日でも道産子の私達は暑くて暑くて練習どころではありませんでした(勿論クーラーなどありませんしね)。
今や真夏の連日30度越えが当たり前のようにある故郷。それ以上に変わったのは湿度の高さ。
(それでもまだ秋になると一気に涼しくなったり、真夏でも本州のような熱帯夜のようにならないのは殆ど変わらない気はしますが。。。。)
地球からすればたった一瞬の30年でこうも変わるのか、いや30年あれば充分変わるのか。
「戦争なんかやってるヒマか!って言いたいですよね。戦争なんかしなくたってね、死ぬ時ゃみんな死ぬというのにね。他にやることあるだろ!ってね。」
運転手さんの言葉が印象的でした。
さて先日はスーパームーンでしたね。
友達から「せっかくのスーパームーン、一緒に観ませんか?」ととても嬉しいお誘いを戴いたのに、その時まだ出先でした。
「一緒に観られないので出先から同じ月を観ます!◯さんの事想いながら!」とお返事しました。
私のいた場所からは中々顔を出してくれませんでしたが、帰る頃には眩しく光を放ちながら姿を現してくれました。
映画のタイトルにもあった気がしますが「同じ月をみている」って本当に素敵な言葉だと思っています。(肝心の中身は、、、、今度観てみます。)
地球の人々が同じ物を見つめる事ができるなんて。
私はお月見を誘ってくれた◯さんの事を想いながら、そして私の友達の事を想いながら、この月を観ている人達の事を想いながら、長い事月を見上げていました。
月が地球上の人々の想いを預かってくれてそれを観た全ての人が好きな時にそれを受け取ることができることを願いながら。
地球のどこにいても。
愛をこめて。