言葉一つで、
涙にも笑顔にもなるのです。
涙とともに我が家にやってきた
スイカのお話です。
夕食の買い物に行ったスーパーで、
息子はカゴを持ってくれて、
上機嫌でお買い物♪
おしゃしみ買う〜とか言って(^^)
一週間使う野菜と、
晩御飯に食べようと
小さいお刺身のパックを一つカゴに。
野菜を取りすぎたので１つ返そうと、
野菜売り場に引き返して、
セロリを売り場に戻して振り返ったとき、
目に飛び込んで着た光景は・・・
息子の手にあったのは
小玉のスイカでした。
あ
と思った瞬間、
そのスイカが手から滑り落ちました。
スローモーションに見える。
っていうのは、
そのほんの一瞬の出来事が
すごく鮮明に目に焼き付くことなんだなー。
ハイスピードカメラで撮影したみたいに
スイカが手から滑り落ちて床に着地。
そのままヒビが入って・・・
文字通り、
「あ」と言うあいだに、
私の頭を駆け巡ったイメージ通り、
スイカは
割れました。
近くにいた店長さんがさっとやって来て
駆け寄りしゃがみ込もうとする私に一言。
「買って行ってくださいね。」
と言って去っていかれました。
それは当然そうするつもりで、
値札を見ました。
スイカってそんなに安くない。
その日の予算ぎりぎりの金額でした。
レジの方に袋をもらってスイカを入れ、
お刺身を入れたカゴは、
全て戻しますってお返しして、
片手にスイカを持ち、
片手で息子の手を引いてお店を出ました。
息子には「触っちゃダメ」「見るだけ」
と伝えて、「見てなくてごめんね」
と話して、
車に乗ったら、なんか涙が・・・
体調が良くなかった私には、
店長さんの言葉がとても冷たく
刺さってしまったんですね。
もしかしたらその店員さん、
子どもが商品を触っていても
何にも言わない人に、困っていたのかも。
そんな話し方をする人なだけだったのかも。
私の表情が深刻そうに見えなかったのかも。
でも、それを考える余裕が
私になかったんですね。
息子は悪いことしたって顔をしてた。
もう同じことはしないでしょう。
きつく言い聞かせたけど、
頭ごなしに叱ることはしなくてよかった。
こう言うときの人の気持ちが分かった。
親子で一緒に、
また一つ、二つ、成長しました♪♪
涙とともに我が家に来たスイカです。
まだ4月のスイカだけど、
甘くて美味しかった(^^)
横川 裕之さんのメルマガにあった、
「少し先の成長した自分」
に目を向けられるように、
成長した部分を言葉にしてみました。
自分の日常を振り返ることで心が整うメルマガ
「ことばの朝食」はこちらです。
⇒ http://hiroyuki.top/cyfons/formadd/?group_id=1
スイカ、
食べきれないから、
ご近所に配ることにします。
最後までお読みいただいて
ありがとうございました。
