nico nicoのブログ

昭和の時代に製造されたカメラの中で特に一眼レフを中心に取上げます。


テーマ:

1977年11月......もう36年も過去の出来事..........。

人類は長年の夢であった Auto Focus(以降AFとします) という科学技術の一つの到達点に立った.....。


今回は世界で初めて量産化に成功した AF搭載カメラ..... Konica C35AF を取り上げます。

nico nicoのブログ


この C35AF を生み出した Konica というブランド.....1970年代に生まれ、1980年代に子供時代を過ごした私には、当時テレビのCMで見た 「撮りっきりコニカ」 という、何とも安直な安物カメラメーカ.......こんなイメージしかありません。

(CM~  撮りっきり 撮りっきり もう 撮りっきりですね~  山口百恵の歌の替え歌)


おまけに我等がミノルタと合併し、その後カメラ事業から撤退....何だかもう..正直な気持ち......本当に残念なブランド.....こうしておきましょうか.......。



ところが....である.....世界初の量産型AFカメラを調べたその日から、残念なブランドから最高に興味深いブランドに躍進....する事になる....。


前おきは長くなりましたが C35AF 実物を入手致しました....なかなかの美品でしたが...税込みで \315 と悲しみ価格で.....。


それでは、いつものスペック紹介を.....

・商品名: C35AF

・製造メーカ: 小西六写真工業株式会社

・愛称: ジャスピンコニカ

・発売年: 1977年

・発売当時価格: 44800円

・シャッタ速度: 1/60 1/125 1/250秒

・サイズ・重量: 132x76x54 mm  375g

・電源: 単3 2本使用

・レンズ: HEXANON 38mm f2.8(3郡4枚)

・ピント方式:オートフォーカス 1.1m~無限遠



レポートと言う事で C35AF が搭載するレンズですが 3郡4枚のヘキサノン38mm f2.8 であります。

非常に写りに定評があるとの事ですが、試写しておらず不明でございます.....。


前面から見て中央がレンズ、その外側を囲むリングを回して ASA(ISO)を変更します。

古典的なコンパクトAFカメラである ミノルタハイマチックAF-D も同じ構成でした......。


レンズ上部の丸い穴が AE(自動露出) にかかわっている様で、どうやら TTL では無い様子.....。

(この様なコンパクトプラカメに接点が無い私......もはや一眼レフカメラの知識は通用しません.....。)
nico nicoのブログ


前作である C35EF からコンパチ?搭載された フラッシュ です......。

POP-UPと書かれた銀色の押しボタンを押し込むと、フラッシュが上に跳ね上がる.......。


矢印とFLASH という文字が合わさって 「フラッシュが機能しました」 と教えてくれる....。

おおっつ コニカ......芸が細かいではないか......。
nico nicoのブログ


そして C35AF の値打ち? たる所以である AF.......。

このAF(二重像合致式)については、後日取り上げます。


AF という文字が 「私は 他とは違う....」 というオーラを出しています......。

しかし、そのAFという文字上部にある スイカみたいなマーク(以降スイカマーク) はなんだ???


全く連想させるモノがありません...........。

川の字は何の関係もありませんので......。
nico nicoのブログ



この C35AF が搭載している AF(二重像合致式) ですが、三角測法を用いている事から、センサ窓は2つあります。

この機構についての論文を見つけましたが、時間が無くまだ読んでおりません。


しかし 二重像合致式......されど二重像合致式.......。

この実現には 1975年に開発された ハネウェル社のビジトロニックモジュールセンサ があってこその快挙.....。


AE-1の世界初CPU搭載をうたいつつ CPUはTI(テキサス インスルメンツ)社......と並び、心臓部は米国製......非常に複雑です.........。
nico nicoのブログ



裏ブタを開放します......さすがコンパクトプラカメという称号?があるだけの事がある....オールプラでございます.......。

フィルム送給レールもプラでございます、本当に視界に入るモノ全てがプラでして......非常に残念な気持ちになります.......。
nico nicoのブログ



おや....? 裏蓋の内側でこんなシールを......。

さくらカラー.......遠い遠い昔の頃を思い出します......。
nico nicoのブログ



ファインダを覗きます.....。

中央部にフォーカスエリアを示す四角い枠があります.......。


これ以上は何もありませんが、唯一、シャッタを半押しすると電子回路が機能している事を示す、緑色のランプが点灯します......。


このグリーンが点灯しない場合.....電池が消耗しているか、電池が入っていません。

それでも、このカメラ.....なにくわずにシャッタが切れます.....。


AF機能せず.....AE機能せず......これ....まずいでしょう...コニカさん.....今更ですが....。

nico nicoのブログ



ピントは 1.1mから無限遠が守備範囲です...。


巻き上げレバーでゼンマイをチャージすると、フォーカスインジケータ内の白い針が1.1m位置へ戻ります..。

ファインダでフォーカスエリアを選択し、シャッタを切る......。


ジジジーという音をたてて、インジケータの白い針は無限遠に向かって進む......。

途中....狙ったピントの位置で移動を止め....シャッタが切れる......ネオクラシクさがたまらない....。

(多分3m付近で合っています、この写真では........)

nico nicoのブログ



しかし、コントラストが低い物や、2人を撮影すると、ズバッっと 無限遠に.......。

C35AF をお使いの方.....撮影後はインジケータ.....ご確認願います......。

(この写真では、無限遠にピントが合っています)
nico nicoのブログ


オールプラカメ...非常に心配なAF......デート機能は無し.......2年間に100万台も作られた.....\315の理由は多々ありますが α-7000 と同じくこのカメラがカメラ界にもたらした激震.....それは計り知れず......。
nico nicoのブログ

カメラが消耗品へと移行した時代の C35AF ......。

しかし、このカメラが今のカメラのご先祖様.....確かに新しい時代を切り開いた実績......フィルム式カメラを愛する方には是非、入手して頂きたく...............。


これでおしまい..............そういえば、このカメラ.......タイマーってどこに付いているんだ??





AD
いいね!した人  |  コメント(6)

nico nicoさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。