黒電話 600-A1 日立製 1965 | nico nicoのブログ

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昭和の時代に製造されたカメラの中で特に一眼レフを中心に取上げます。

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会社が非常に忙しく、暫くぶりの更新です。ああっつ贅沢言わないから、たまには定時で帰りたい!。(この一文は数日後に削除予定)

私の場合1つのテーマの文章が長過ぎるのが原因?で、一日一ブログがなかなか達成できず。ゴメンナサイ!!

毎回 カメラ ネタ では飽きられてしまいそうなので、ここで一旦変わったものを取り上げようと思います。

今回の変わった物 第一弾は、昭和の時代ならどこにでもあった 「黒電話」 です。


この黒電話のプロフィールです。

お名前  日本電信電話公社 600-A1 さん

愛称  黒電話

出身地  日立製作所

生年月日  1965年8月6日 1965年=昭和40年

長所  耐用年数? 何それ? って雰囲気でとっても長生き。要は衰え知らず。

短所  * や # が使えない。

最近起きたショッキングな出来事  最近の子供に 「これ電話なの?」 って言われた事

一言あれば  あれ程いた仲間が....いったいどこに行ったんだ?

 

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只今、46歳であります。ちなみに同期のペンタックスSP君と共に、愛知県某所の自宅内で大活躍中?

1980年代までどこでも見られた黒電話.....

「そんなの 見た事あるよ!」 「今も実家で使っているよ!」 「別に珍しくもないよ!」 と思っている アナタ!!

中身がどうなっているのか知っているかな?


よっぽど、こんな物に興味が無ければ、ほぼ知らないでしょう?

ならば開けて見ましょう! そして公開して見ましょう!


まずは、裏返しにします。上下中央部にマイナスネジがあるので緩めます(とれません)。


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そして、ぱかっと開くと......

そこには 超ハイテック! な電子機器が.....ありません!。

あるのは

上カバー側 フック機構 と ダイヤル機構(パルスを生成します)。

底板側 呼び出しベルモジュール と 制御基板 と 回路図面

これだけです。CPUやメモリや液晶なんてモノ何もありません。


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上カバー側の写真。

フック部とダイヤル部が見えます。


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ダイヤル部です。ガバナ機構とコンタクト(接点)が見えます。回した後に戻り方向に回転した際にコンタクトを決まった数(0なら10回)ON-OFFします。


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底板側 呼び出しベルモジュール と 制御基板 と 回路図面です。

呼び出し用ベル....。すごく大きい音が鳴る理由がわかります。しかし....

夜、21時以降にコイツがなると何か悪い知らせ...なんて不安になります。

(子供の時=身内の不幸  大人になった今=会社からの呼び出し.... )


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写真を拡大すると46年分のホコリが溜まっているのが見えますね。

ちなみに下の写真は斜めから見た写真です。


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大切なライフラインの一翼を担うモノなので、これで元に戻します。

以前、遊びに来た子供の友達に電話をかけさせようとした所、ダイヤルの穴の所を指で突っついていました。

使い方を教えると、余程めずらしいのか暫くいじっていました。


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私のウチの電話....受話器ケーブルがカールしていません。ストレートケーブルとでも言うのかな?