今回は40時間以上眠らずに活動しましたので、どこに行ったとか、誰と行ったとか、一切覚えてないんですよ。


「記憶にございません」便利な言葉ですね(笑)



でも、この眼で見た光景はハッキリ焼き付いています。




地震で崩れた家は当時のまま。飲食店の窓を覗くと食べかけのまま放置された料理。

毛だけを残して消えてしまった犬か猫。庭先に散乱する猫の骨。

時が止まったかの様に見えますが、けっして「死の町」ではありません。


荒野と化した田畑で草を食む牛、ヤギ。


街中で運動会を繰り広げる仔ブタたち。


食べ物を探して放浪する犬。


ガリガリに痩せいても力強い目をした猫。


たくさんの「生」が懸命に生きようと命の炎を燃やし続けています。


「お腹がすいた、喉が渇いた、いつもご飯をくれていたお父さんお母さんはどこに行ったの?」

ニャーニャー必死に喋りかけてくる脚に怪我した、ほとんど骨と皮だけの猫。保護できて本当に良かった。



今回で動物たちを助けたい想いがより強くなりました。