リーベショコラーデ -15ページ目

リーベショコラーデ

thoughts about music and singers

鷲尾麻衣さん、英国から一時帰国中

こうもりに続けて千葉までおっかけしてきました☆


千葉って、遠いしょぼん
$リーベショコラーデ


お目当てはレハールの「私の唇は熱いキスをする」って
この日本語はなんとかならんのかパンチ!

「こうもり」から「公爵さま、あなたのようなお方は」も、もう一回聴けるし。


鷲尾麻衣さん 歌唱中
$リーベショコラーデ



鷲尾さん、期待通りレハールではくるくる廻ってくれたクラッカー
ブログでは「もっと広ければ次回は踊る」と言ってました(笑)


鷲尾さんも良かったが、この指揮者も良かったです 大井剛史マエストロ

よーく麻衣さんのペース見てオーケストラをコントロールしていた
立派です

ネトレプコのベルリンでのライブは、歌は良いのにオーケストラが全然歌に合ってなくてガーン・・・


あと、演目自体が今年のウィーンのNYCによく似せていて
(ステージの花まで同じ?(笑))
このレベルの音楽を日本で聴けるならウイーンまで行かなくても良いや!!
と思いました☆


来年も麻衣さんなら行きます >>> 千葉 <<< ウィーンより近いしニコニコ


鷲尾麻衣さんのブログを見て
鷲尾さんからチケット買って
鷲尾さん目当てで行ってきました☆

こうもりって、ストーリーが好きになれない
基本、当時の倫理観ではご主人と小間使いがセックスしてるのは当然
というのが、純日本人的倫理観の塊であるワタクシには受け容れられないものがある

要するに不倫の話しじゃないですか
だから「フィガロの結婚」も好きになれない
最後は大団円になって「あ~人生は楽しい」などという気分にはとてもなれないのである

歌手が良ければ仕方なしに聴くが
どちらも面白いと思ったことは無い




鷲尾麻衣割り引きで2700円ドキドキ
リーベショコラーデ


しかし!!

今日のは面白かったクラッカーアップ

なんつったって日本語上演でアドリブバリバリ合格ってのが良いグッド!

そもそも、喜劇なんだから、ウィーンでやってもみんなアドリブで
要するに吉本興業みたいなもんなんです☆

それが原語上演ではまず、ドイツ語が分かっても現地人じゃなければ分からない
※日本の漫才のしゃべくりが日本人にしか通じない(聴き取れない)のと同じです

それを日本語でやったのがまず素晴らしい合格合格



で、それ以上に素晴らしかったのが歌手のアドリブ!!

笑えた~ フロッシュの松山いくおさん 行っちゃってます
ミラマーレ・オペラ代表なんだって目
大丈夫なんだろかその団体ニコニコ
次回作は是非行かなくては。

あと、お目当ての鷲尾麻衣さんドキドキ
アデーレです。アイゼンシュタインとの性的関係などみじんも感じさせないまさかのサザエさん姿チョキ

奇麗な人だと思っていたが、ゲージュツの為にはすべてを捨てる覚悟のある人なんだ!!
素晴らしいぞラブラブいっぺんでファンになった。オペラ歌手は気取ったお嬢様ばかりかと思っていたが
こんな女優ハダシの人もいるんだ~。
世界に通用する歌唱のアデーレでしたDASH!

イーダ(神田さやかさん)に「もう、余計なアドリブばっかりして!」とアデーレが
言われたときは、もう、このセリフ自体がアドリブではないかと、お腹を抱えて笑ってしまいました☆


空前絶後のこうもり

素晴らしかった

堪能した

DVDなんかで観たくない、その場でこの瞬間を共有した人だけの一生の宝物音譜


鷲尾麻衣さん
見てよ、この美人顔
リーベショコラーデ


神田さやかさんも美人!
(もちろん松田聖子の娘かと劇中で弄られていました(笑))



...
二期会会員の堀万里絵さんのコンサートに行ってきました☆

ホームページもチラシも自作するという今時の若い才能あふれる歌手さんです合格



本人もオシャレな人ですが
会場がまたオシャレな代官山

行った事ありません・・・ニコニコ

リーベショコラーデ



チャリティで入場料いくらでも良いんですって
若い人たちも偉いなぁ

3000円入れました


HPから写真をコピー
歌手というよりモデルか汗
リーベショコラーデ

ご本人を初めて見ましたが
背がたかーいアップ
ほそーいDASH!
足長ーいラブラブ!





メゾソプラノだからカルメンを唄いました
この人も日本人離れしたビジュアルだなぁ音譜
あとで本人に聞きましたが169cmあるんだそうで
ハイヒールはいたら174超ですな。

あの細さでよく声が出るものです

街を歩いたら絶対ムゼッタ状態でしょうムゼッタイにニコニコ
失礼しました(笑)

この方はメールしても必ず返事くれるし
まぁ、筆まめというかファンを大切にするというか、気が利くと言うか
息子の嫁にしたいNo1だなぁ 息子はまだ中学生だが。


ご本人のHPはこちら

応援してあげて下さい音譜

カヴァレリア・ルスティカーナ 全曲
モーツァルト・オペラ・アリアの饗宴

横浜みなとみらい 大ホールに行ってきました☆

指揮は沼尻竜典さん
管弦楽は トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ


リーベショコラーデ


トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズというのは
沼尻竜典さんの呼びかけで1995年に結成
「ラ・フオル・ジュルネオ・ジャポン」にもメインオーケストラのひとつとして
出場しているそうです


まず良かったのは第一部モーツァルト・オペラ・アリア・ガラの
トリを唄った田島千愛さんドンッ

うまいな~合格合格

"「どんな拷問が私を待ち受けようとも」は『後宮からの誘惑』の主役コンスタンツェが唄うもので、長い前奏を持ち、演出を伴う上演の場合は、舞台上でここをどう見せるかが演出家の手腕の見せ所であり、プリマ・ドンナ役に当時課せられていた全ての技術が動員される難曲です。"

以上はプログラムノートからの引用

これが本当にうまく唄えていた!!
パンフレットに思わず忘れないように○をつけてしまいました☆合格
リーベショコラーデ-田島千愛
休憩20分のあとコンサート形式のカヴァレリア・ルスティカーナ

サントゥッツアの澤村翔子さん、なんかダントツに輝いている合格
サントゥッツアがこんなに美人で良いのか!?
おまけに歌が上手過ぎる☆

パンフレットに思わず忘れないように○をつけてしまいました☆

リーベショコラーデ-澤村翔子


このプログラムノートに青島広志さんが大変面白い事を書いています。

全文引用

【第2部 カヴァレリア・ルスティカーナ】
今でこそ、オペラ歌手は眉目秀麗でスタイルもモデル並みになりましたが、
それでもなお、どうして?!と呟きたくなるような人が出演していることがありますね。
(私は、今回の歌い手さんは、一人を除いては存じ上げないので気にしない!)
もちろん声の良さが他の要素をカバーしているからなのでしょうが、その理由の一つに、
このオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の存在があるのです。
19世紀後半には現実主義(ヴェリズモ)と呼ばれる表現方法が、文学・美術に流行しました。
その影響を音楽も受けたわけです。それまでの芸術は絵空事で上品、鑑賞者に夢を売るのが第一の務めだったのですが、ここで一転して社会の悲惨さ、人間の醜さを誇張して示すようになったのです。
これは、それまで芸術とは縁の無かった層の人をターゲットにし始めたことによるのでしょう。
赤貧洗うが如しの生活をしていた人が、やっとおぺらの券を手に入れて劇場にやって来たとする、そこの出る役が王様や貴婦人、女神だったりしたら自分の境遇と比べて落ち込んでしまうに違いないのです。そうしたお客さまを繋ぎとめるためには、更に悲惨な状況を見せることなのです。
カヴァレリア・ルスティカーナ』(1890)の女主人公(ヒロイン)・サントゥッツァは、美しくないために長いこと彼ができず、やっとのことで獲得したトゥリッドゥも、おそらく醜女の深情けがあまりに昂じたために、すぐに失ってしまいます。諦めて他を探せばいいのに、あまりに執着するものですから、トゥリッドゥは美しいローラを愛してしまいます。たまたまローラが蹄鉄屋で勇み肌のアルフィオの妻だったものですから、不倫ということになり、トゥリッドゥとアルフィオは決闘し、結局サントゥッツアは永遠にトゥリッドゥを失ってしまうのです。

 筆者も幼い頃、「結婚するなら顔の良くない女の人とするんだよ、心が美しいから。」と祖母に諭されたことがありますが、それが嘘だということ位、55歳になった今では解っています。顔の悪い人は世間から爪はじきにされるので、得てして心まで悪くなってしまうものなのです! サントゥッツァは人妻の夫アルフィオに会ったり、元恋人の母親ルチアに頼んだりと様々な策を練りますが、全て徒労に終わります。口から出まかせの嘘をつくのですから当然でしょう。彼女の与えられたアリア「ママも知るとおり」の歌い納めの恐ろしさは筆舌に尽くし難いほどで、海女さんが空気中に出て息をするほどの現実感があります。
 このオペラで誰が聞いても美しいのが合唱曲「オレンジの花は香り」と間奏曲ということも、このオペラの特殊なところです。

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しかーし、ラブラブ
今回の演奏会に出て来たサントゥッツァ(澤村翔子さん)は、
美しくて眉目秀麗でスタイルもモデル並み身長は165cmはありそう...
ではありませんか!!

サントゥッツアのイメージが、イメージが、、、醜女とはどうしても覚えられないプンプン

今後『カヴァレリア・ルスティカーナ』を見る時、今回の強烈に美しく可憐なサントゥッツァを忘れることは到底できそうにありません☆



...

澤村翔子さん
$リーベショコラーデ



12月26日 神奈川県民ホール 大ホール

聞きに行ってきました☆

ソリストの森麻季さん目当てです


リーベショコラーデ

$リーベショコラーデ



年末に日本のあちこちで第九をやるのは
日本人が第九が好きとか
年末にふさわしい曲だからとかではなく

客が入るから

に他ならないのであって、
この時期に新しいことをやる人が日本には必要です


しかし、この指揮者 金聖響さんは
日本の指揮者の中でも言語によってしっかり物事を話せる
珍しい人で、その著書はとても面白いです


この2冊は中学生以上ならオススメ

ベートーヴェンの交響曲
(講談社現代新書)

¥798
Amazon.co.jp


ロマン派の交響曲『未完成』から『悲愴』まで
(講談社現代新書)

¥798
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目当ての森麻季さん
ビジュアル先行と思いがちでしたが、
良い声をしています

衣装もいつも素敵でセンスがあります
日本のじめじめした土壌で生きるのは大変でしょう
やっかみでつぶされないようにと祈りたくなりました


さて今日はこの歌詞についてです

まず当日のパンフレットに書いてあった原語


リーベショコラーデ

訳語

リーベショコラーデ



シラーによる元の詩、ドイツ語は日本語にするのがとっても難しい言葉ですが

この部分
Wem der große Wurf gelungen,
Eines Freundes Freund zu sein,
Wer ein holdes Weib errungen,
Mische seinen Jubel ein!

Ja, wer auch nur eine Seele
Sein nennt auf dem Erdenrund!
Und wer's nie gekonnt, der stehle
Weinend sich aus diesem Bund!

ここは日本語では
「心の通い合う友を得るという困難な望みが叶った者」から
「人知れずみじめに去っていくがよい」までなんですが、

Eines Freundes Freund zu seinというのは、「誰かの友達となった」という意味で、
自分の存在の意義(zu sein)を「誰かの親友」(Eines Freundes Freund)という
他者からの視点で測るという所に奥深い意味があるのです。

つまり

誰かの「本当の友達」だったかどうかを問うているのであって
自分が何を成し遂げたとか、何になったかとか、そういう自分基準の物差しではないのです。

そして更に続けて
Ja, wer auch nur eine Seele
Sein nennt auf dem Erdenrund!
「そうだ、心を分かち合う魂が一人でもいる」人は、
歓喜せよ!とアジってるわけですクラッカー

歓喜の歌の歓喜の意味は、この部分にあるわけです。

「誰か一人でも、その人の親友になったか」

奥深い話しではありませんか☆合格