第九を年末に聞きたい訳ではないんですが、ソリストが豪華でしかも前売り800円!そのうえ指揮者が以前鷲尾麻衣さんの伴奏のつけ方がとってもよかった大井剛史さんということでプロースト交響楽団の演奏会に行ってきました。
バリトンの浅井隆二さんは二期会マイスタージンガーのメンバーで何度か聞いたことがあります。メゾソプラノの富岡明子さんは2012年の二期会オペラ公演「カヴァレリア・ルスティカーナ」で演出家の田尾下晢さんが「とびきりの美人を配役に求めた」というローラ役に選ばれたメゾソプラノですが見るのは初めて。(私はもう一人のローラ役のほうを見に行きました)
何度かこのブログとか別のとこにも書いていますが
日本で年末に第九をあちこちでやるのは「客が呼べるから」であって年末にやることに特別な意味づけがあるからではありません。(指揮者の佐渡裕さんは「第九は合唱が大人数必要だからその家族や親戚でかなりチケットがさばける」とテレビ番組で発言してました)主催者に「なぜ年末にやるのか?」と聞いてみると良いです。正直に言う人は少ないか或いは日本人はそういうことを深く考えずに「みんながやるから」かもしれません。そもそも欧州には「年末」というもの、そういう感覚、がありません。あるのは「クリスマス」です。
能書きはそのくらいにして、
びっくりしました~!
ミューザ川崎シンフォニーホールったら1,997席もある巨大なホールですが、
3階まで超満席。整理券をもらって入場できなかった人もいるそうです。
いくら800円でも(二万円近い第九のコンサートもあるようですが)、2000人が来るかな~、やはり第九のちからでしょうか、未就学児童は入場ご遠慮くださいなのに連れてきて途中でむずがって連れて出る親子もいました。子供にはムリと分かるのも親の勉強のうちです。
私は第九のレビューは書けないんです。この音楽は誰がどう演奏しても傑作でしょう。フルトベングラーがベルリンでとかバーンスタインの名演がとか聞きますが、どれもそれぞれが名演です。逆にこれをひどく演奏できるオーケストラに興味が・・・割愛。
ソリストにしても、私にはあまり良し悪しが分かりません。
しかーし、ソプラノの馬原裕子(まはらひろこ)さんは良かった。よく通る美声で、ひとりだけ(声種の所為もあるでしょうが)よく声が届いてきました。透き通る美声で真摯に歌う姿も感動的でした。
※あとで知りましたが、この方は第3回長久手オペラ声楽コンクール第1位の人なんですね。澤村翔子が3位以内に入れず特別賞を取ったコンクール。実力は今でも差があるんだなと思いました。
富岡さんはメゾソプラノでもともと何を歌っているのかわからないパートなんですが(わたし的にはですが)、ちっとも表情がなくてつまらなそうにしていたのが逆に印象的でした。まるで「第九のソリストなんてキャリアに影響しないのよ」的に見えました。
なんにしても第九に2000人が来場するということにびっくりしたコンサートでした。
次回、第21回定期演奏会は、、、
<日 時>
2015年5月17日(日)14:00開演
<指 揮>
松元 宏康
<独奏>
中野 翔太(ピアノ)
<曲 目>
交響管弦楽のための音楽/芥川 也寸志
ラプソディー・イン・ブルー/ガーシュウィン
交響曲第5番ホ短調作品64/チャイコフスキー
<会 場>
ミューザ川崎シンフォニーホール
音楽ホール
前売り800円!
ぜひ、お出かけください。
<チケット入手情報>
前売り券は11月30日(日)10時より発売開始
http://t.pia.jp/
※PC/携帯/スマートフォン共通
取扱場所:セブン-イレブン、サークルK ・サンクス、チケットぴあ店舗
TEL:0570-02-9999(Pコード247-918)
ミューザ川崎シンフォニーホールチケットセンター:044-520-0200



