鷲尾さんからチケット買って
鷲尾さん目当てで行ってきました☆
こうもりって、ストーリーが好きになれない
基本、当時の倫理観ではご主人と小間使いがセックスしてるのは当然
というのが、純日本人的倫理観の塊であるワタクシには受け容れられないものがある
要するに不倫の話しじゃないですか
だから「フィガロの結婚」も好きになれない
最後は大団円になって「あ~人生は楽しい」などという気分にはとてもなれないのである
歌手が良ければ仕方なしに聴くが
どちらも面白いと思ったことは無い
しかし

今日のは面白かった


なんつったって日本語上演でアドリブバリバリ
ってのが良い
そもそも、喜劇なんだから、ウィーンでやってもみんなアドリブで
要するに吉本興業みたいなもんなんです☆
それが原語上演ではまず、ドイツ語が分かっても現地人じゃなければ分からない
※日本の漫才のしゃべくりが日本人にしか通じない(聴き取れない)のと同じです
それを日本語でやったのがまず素晴らしい


で、それ以上に素晴らしかったのが歌手のアドリブ!!
笑えた~ フロッシュの松山いくおさん 行っちゃってます
ミラマーレ・オペラ代表なんだって

大丈夫なんだろかその団体

次回作は是非行かなくては。
あと、お目当ての鷲尾麻衣さん

アデーレです。アイゼンシュタインとの性的関係などみじんも感じさせないまさかのサザエさん姿

奇麗な人だと思っていたが、ゲージュツの為にはすべてを捨てる覚悟のある人なんだ

素晴らしいぞ
いっぺんでファンになった。オペラ歌手は気取ったお嬢様ばかりかと思っていたがこんな女優ハダシの人もいるんだ~。
世界に通用する歌唱のアデーレでした

イーダ(神田さやかさん)に「もう、余計なアドリブばっかりして!」とアデーレが
言われたときは、もう、このセリフ自体がアドリブではないかと、お腹を抱えて笑ってしまいました☆
空前絶後のこうもり
素晴らしかった
堪能した
DVDなんかで観たくない、その場でこの瞬間を共有した人だけの一生の宝物

神田さやかさんも美人!
(もちろん松田聖子の娘かと劇中で弄られていました(笑))
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