先日、「素人」と称する芸人に、いわゆる「ドッキリ」を仕掛けて、笑うと言う番組があったんですが。
どうもその手の番組に関しては、抵抗感があります。


「挙動がおかしい」と言う意味では、番組制作サイドでは判断が付いていないとしても、何らかの障碍(疾患)である可能性が否定出来ないからです。
知的障碍、知能遅滞自体は、内的要因/外的要因双方の因子を含むので、どちらがどうとは言えないんですが。

内的要因の一番メジャーな物は「染色体異常」。
ダウン症に代表される様な疾患の場合、特徴的な顔つきがあると言われていますが、その特徴的な顔つきだけが絶対でも無い訳で、その辺りの線引きが微妙かとも思います。

外的な要因としては「器質的な障碍」も考えられます。
これらは、分娩時やその後の発育段階のどこかで何某かの(言い方としては微妙ですが)事件が起こり、障碍を負ってしまったと言う事です。
器質的な障碍の中にも、先天的な(染色体レベルで)問題があって、障碍として発露していると言うケースもありますので、一概には言い切れないですが。

また、これらの要因と別のレイヤーに、精神疾患/知的障害/精神遅滞があります。
これは、要因に対してではなく、結果(本人の状態)によって定義される物ですから、「疾患」として認識されるのはこちらがメインになると思います。




事程左様に、それぞれの項目に当てはまるのでは?と疑わしい人を取り上げる事の是非、取り上げ方が問われる所ですから、あまり軽々な番組作りは如何な物かと思います。
この手の意見が多くなってくると、「テレビがつまらない」と言う方向の議論にもなるんですがね。