電子レンジじゃないよ! E235系の導入から拡大まで解説。 | 新米鐵道旅!※こちらでの更新は終了しました

新米鐵道旅!※こちらでの更新は終了しました

新ブログに移行しました。
新米鐵道旅!の新規記事をご覧になるなら新ブログへGO!

①山手線に新型車両を導入せよ!

山手線、新型車両が必ず導入される日本の中でも一番有名な路線だろう。

2010年、山手線には2002年から走っていたE231系がいました。

しかし、そろそろ新型とは言えない古さになってきました。日本の大動脈、日本の鉄道のイメージです。とうとう新型車両を製造することになりました。

主に、5年前にデビューして、けたたましい拡大を遂げているE233系のリニューアル版だそうです。

②新型車両E235系!...え?


2015年、いよいよ運行開始したE235系。
しかし、見た目がちょっと独特。
前面は平べったく、まるで何かのディスプレイのよう。下の方が水玉模様になっていて、電子レンジに見えたことから、あだ名が電子レンジに即決でなりました。いまでもよく聞きますよね。
車内は当たり前ですが通勤をイメージしたロングシート、11両編成4ドアで設計。
鉄道オタクを驚かせながらも華々しく運行を開始しました.....と思ったんですけどね。
③電子レンジなので、初期不良?
しかし、営業2日目、トラブルが起きました。
なんと、モニターが故障したのです。
その後もしばらく不具合があり、運転打ちきりになりました。そのあと原因調査のため、半年間本線から離れた生活を送っていました。
ここで嫌な思い出がよみがえります。
E331系、説明不要の謎車です。
まぁ、それについてはここで紹介しています。
そのあとは、バグが発生することもなく、順調にE231系を総武線に追い出していきました。
そして2020年、E231系が全て総武線に追い出されました。つまり、置き換え完了です。
2020年3月、高輪ゲートウェイ駅が誕生。
当時の声はひどいもので、「その名前だけはやめてくれ」「あり得ない」今でも納得行っていない人が多いそうです。
⑤いよいよ、他路線へ。
2020年12月、横須賀線にE235系が登場。
横須賀線のイメージカラー、いわゆるスカ色に塗り替えられたE235系は1000番台と名ずけられ、現在もE217系を置き換えようとしています。10両編成に付属の5両編成が連結した15両編成で運行しています。10両編成の方にはグリーン車が連結されています。
⑥今後の活躍
正直、前に出たE233系が強すぎて、E235系のこれ以上の拡大は難しそうです。
今になってもE233系の偉大さが伝わりますね。
電子レンジと呼ばれながらも愛されて、東京の大動脈山手線を任せられているE235系、山手線にはいつまで残るんでしょうね。