スニーカーを見ていると思う。


 最近糞を踏んでいない。


 幼少の砌には踏んだ。三日に一回は踏んだ。

 

 そして、踏まれずに生き残った犬の糞などは、やがて毛玉のように変態を遂げ、風に舞っていた。


 今、そのような風景を見ないことがどこかさみしい。



 こんなことを取りとめもなく書いていたら、キューサイの青汁の新しいTVCMがブラウン管を覆っていた。

 あまりに斬新な演出プランに、見た私の寿命が15年縮まったので筆を置く。


 ジャックパーセルだ。ヒゲは突起し、底は優れたクッションを備えている。


 こちらもまた私の年を上回る齢を重ねていると思われる。



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