漬物の味噌漬けでも、ぬか漬けでも、浅漬けでもイケル。
重宝な夏野菜。
私の夏の風景の中に、小茄子のみょうばん漬けがある。
小茄子と塩とみょうばんで、揉みもみして
重しを乗せてお終いと、至って簡単な代物だ。
この時の、キュッキュと揉み込む音が好きだった。
出来上がりは一口サイズで、お茶請けにちょうどいい。
地方によるのかもしれないが、埼玉では客人や
ご近所さんがおしゃべりに家にあがれば
お茶と共に漬物も出すのが普通なのだ。
ポイポイと口に入り、皮のキュポキュポした食感を
楽しみつつ、中のジューシーさとしょっぱさを味わうのだ。
みょうばんのせいで、色もきれいな紫のままになる。
そんなにいっぱい?と山盛りの小茄子を買ってきても
揉んで漬けて食べ始めれば、すぐに終わってしまう。
私は、少し早めのしょっぱ過ぎない浅漬けぐらいが好きだった。
子どもの頃、昼間のうちは、こうやって麦茶と漬物で
塩分水分補給が出来ていたのだなぁ。

トマトの話は、こちらの12月に載っています。
http://ameblo.jp/nibosi-musi/entry-10749134363.html
とうもろこしも、12月に載っています。
http://ameblo.jp/nibosi-musi/entry-10748457428.html