年に坐禅1800時間!(「裸の坊様」ネルケ四方さん) | 釈迦牟尼スーパースター ~仏教のつれづれ~
2012-06-23 05:29:26

年に坐禅1800時間!(「裸の坊様」ネルケ四方さん)

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知人から、読み終わった『裸の坊様』(ネルケ無方著、サンガ新書)
をもらった。2時間ぐらいで読める。
不思議と気持ちが解放される本だった。


ネルケ無方さんは、ドイツ人の曹洞宗僧侶で、
紆余曲折を経て、今は兵庫県の安泰寺堂頭(住職)だ。

ド田舎にある安泰寺では、広大な畑で自給自足をしている。


お釈迦さまは弟子に一切の生産活動をするなと言ったが、
そんなことは承知の上で、安泰寺では自給自足をやっている。


釈迦牟尼スーパースター ~仏教のつれづれ~



「ただ生きる」「ただ坐る」「生活が修行」といった物言いは、
頭でっかちな私は好きではないのだが、
ネルケさんの本で読むと不思議と説得力がある。
と思うのはネルケさんがイケメン西洋人だからではなくて、
徹底的に自分の体験にもとづいているからだろう。

言ってることとやってることが同じ人というのは、ほとんどいないが、

お坊さんもその例外ではない。
その点で、ネルケさんは自分でやってる人(と著書からは見える)
なので説教くさくない。


だってね、安泰寺ではこんな生活をしてるんですってよ。


朝3:45に起床、4~6時に暁天坐禅、
食事、掃除、農作業、経典の勉強、
たぶんそのあとまた坐禅
(「年間1800時間坐禅をする」とあったので、
1日平均4~5時間だ!)

食事の材料は99%自分たちで作ったもので
玄米ご飯+味噌汁+野菜のおかず2品が基本


さらに、5日間の摂心(ひたすら坐禅する期間)は
「死んだほうがまし」と思う人もいるそうだ。

「坐禅のまま、坐蒲の上で死んでみようじゃないか」
と思えれば、もう何も怖くない、とネルケさんは言う。


これは「ただ生きる」どころの騒ぎじゃないですよ。
私には絶対に無理。だし、やりたくない。
ピザ食べたい、生ビール飲みたい、夕暮れの銀座を見たい、
となって発狂する前に逃げ帰るだろう。


あと、本書を読んで知ったこと。


・ドイツでは洗礼を受けてキリスト教徒になると、
給料から教会に収める税を天引きされる。
それが嫌なら、クリスチャンやめます、と教会に申し出る。

・ヨーロッパには「キリスト教の禅」があって、
牧師や神父が坐禅を組んだりしている。
フーゴー・愛宮(えのみや)・ラッサール神父などが有名

・禅の新興教団「三宝教団」が、フィリップ・カプロウ
などを通じて、影響を持っている。
ドイツの神父・牧師でも入っている人が多い。



釈迦牟尼スーパースター ~仏教のつれづれ~

裸の坊様 (サンガ新書)

釈迦牟尼スーパースター ~仏教のつれづれ~



迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 (新潮新書)



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