映画SAW6を観ました。 | 真一がブログを書いたらこんな感じになる。

もともとストーリーとか前作までの謎とか伏線とかそういうのを気にかけるほど一生懸命見てないんで、話の展開がなんだかもうよく分からなくなってきた。何か謎が判明すると、ここはほら昔こんなことあったでしょって過去の映像がカットインされる親切設計になってるけど、それでももう俺は話についていけないや。


ただグロエンターテイメントとしてはなかなかです。

SAWの原点は、犯人のおっさんが

なんか悪いことしたり与えられた命をしっかり

生きてない人を罰するためというか目を覚まさせるために、

なんかおっかないゲームやらせて

生きることの大切さを思い知らせてやろうっていう

そういうストーリーです。確かたぶん。


6の冒頭のゲームでは、なんか悪いことしてた夫婦が

捕まって、自分の肉をより多く捧げた者一方だけが

助かるってゲームを押しつけられます。

ふとっちょの旦那は自分の腹の肉を切りはじめます。

それを見た奥さんは自分のおなかを見るけど、

贅肉があんましなくて、指を切ろうとのこぎりをあてがいます。


旦那さんが1塊、2塊とおなかの肉を切って秤にのせるのを見て

奥さんはどこから切れば勝てるだろうとどんどん

のこぎりの位置を腕のつけねのほうへとあげていきます。

そんで肘のあたりを切り始めます。

最後はナタみたいなやつで叩きつけて腕を切断して

ギリギリで奥さんのほうの秤が重くなって

奥さんは助かります。


というのがオープニングです。

このゲームはあんまし本編に関係ありません。

見てて割と痛いです。

自分で自分のおなかとか腕を切り落とすとか

想像もできない。どんだけ痛いのよ。

あんなゲームに放り込まれたら、俺は何もしないで死にたいと

思うかもしれない。きっと思う。


SAWシリーズはそんなグロゲーム満載のシリーズです。

今回の本編でターゲットにされた男は保険会社に勤めてる男で、

あんまし保険金払わないからゲームに参加させられました。

保険金の不払いについての批判というちょっと社会的なテーマも

内包してます。たぶん。


1からストーリーを見直せばもっと楽しめるかもしれないけど、

まあいいや。痛そうな映像を楽しむだけでいいや。

楽しむとか書くとなんか変な人扱いされそうだけど、

実際変な人です。

血が出たり内臓が飛び出したり人がいっぱい死んだりする映画が

平気な人はSAWシリーズ楽しめると思うよ。