「〇億へのプレリュード」  第2章 履歴編 事業展開期4 | 千の扉

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コンサルタント西河豊のSTORYを中心としたグログ

今後の予定 第2校の原稿を出来次第順次アップ

 

7月発売を目指します!

 

履歴編はドキュメントなので「である調」の方がいいな。

 

士業事務所経営 1億円へのエチュード

 

部 自社事例でみる戦略ケーススタディ

 

第2章 履歴編

 

先に結論として、長い履歴を経て現在の経営戦略は

 

(情報収集力)にも縦(業務遂行力)にも強い→これが信用になる

 

戦術は

①体育会系精神の排除(数字は記号)

②市場で目立ってはいけない

③商品で確かなものはない、常に進化させる

なります。それに至るまでの最初からの独立以降の履歴を書き綴ります。

 

3.事業展開期3

 

この頃、経験を通して、成り立つのはこういうサービス定義だなと実感した。

・専門性があること

・ある程度のマーケット規模があること

・時代が押すこと

 

であり、最後が重要である。これはマルコムグラッドウエルの3定義に当てはまっている。

そして、こういう顧客心理で行った方が分かりやすい。

「顧客は乗り遅れたくないと思っており、その動機が最も強い」

2つめのニーズ法則のある程度の規模があることとも連動する。

この空気が強くなると専門性があるかどうかは、かなり関係がなくなる。

この心理が分からない人は、街で出来る行列を観察研究したらよい。

この風が吹かなくても、商品サービスは成立することはする。

これが良いというロジックはいかようにも作れる。

しかし、高度な営業テクニックが要る。

一度時代の波に載ることを経験したことにより、そのような営業テクニックの要るマーケットは捨てようと思った。

 

ここからは、次のステージにつながる反省項目である。

 

事業のソフト化を考えるとき起こる問題である。

自分ですごいことをしたなあ~と思っていたのだが、総売上額から見るとたいしたことがないことが分かった。

なぜならマニュアル額が10,000円、2で書いた添削料金が3~5万、しかも、添削の方は当時私一人でやっていたのでキャパが限られる。

ただ、ここまではこれでいいと思えた。成功報酬10%の一般的コンサルより激安で、そこの悪口を言うことによりアピールできたからだ。(ちなみに1,000万補助金なら成功報酬は100万)

当時、何千万稼いだというコンサルは次の事業再構築補助金ブームの時には一人もいなかった。

補助金の採択不採択は運の要素が50%以上、たまたま稼いだ時は運が良かったのかもしれない。

これも4で書いた通りリスト作成など次のステップに進んでいる。

 

マニュアル販売が急に落ちた理由として、ライバル業者が出たことよりも、当社マニュアルがリサイクルで流通し始めた気配があった。

 

まだ、ここからはるかな道を私は歩くのだった。

今回の経験則は、何かの正解ではない。

あくまで考え方である。じっくりと自分の事業に落として考えてみて欲しい。

 

続く

 

目次***

 

はじめに

 

第1部 士業事務所経営戦略の概論

第1章 士業事務所向け戦略講座
第2章 規模拡大のための経営者3要件
第3章 俯瞰で見る分かれ目

1.ルビコン川 2.ちょっとした分かれ目

3.行動を阻むものの存在とその対策

 

第2部 経験則から見る戦略ケーススタディ

 

第1章 履歴編 

1.黎明期 2.模索期

3.展開期 4.事業化模索期

5.法人策定期

 

第2章 履歴から学んだ鉄則

 

第3章 進出ジャンルの検討

1.海外進出支援 2.資金調達支援

3.人的資産経営・ハラスメント対策

4.CHATGPT など

 

第4章 経営書式紹介 すべて当社のもの

*法人定款

*経営革新法申請(個人・法人の2回)

*知的資産経営報告書(法人)

BPC計画(個人法人の2回)

*経営力向上計画(個人法人の2回)

IT支援事業者申請 *MA支援機関

*補助金申請 持続化補助金(個人)

*法人創業時の主意書(口座開設のため)

*金融機関への財務報告書(決算・仮決算時)

 

おわりに

 

続く

 

これが履歴です。

 

 

 

 

続く

 

以下の書籍を基本テキストといています。