教会 | 音楽、経験、心情、出会い
友達に、バロックのオーケストラで、2日間の練習と、みっつの教会で三日間の演奏会というお仕事の誘いをもらった。

教会ではじめての演奏会。ドイツではじめてのムッケ。ということで少々期待して誘いを受けた。

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初日、練習場所や会場は遠いし、その連絡は前日にならないと分からないし、みんな弾けるけど、上手じゃない。正直のったことをたびたび後悔した。。でもその度、ダミアン先生を思い出した。まわりがどうだろうと、誰と弾こうと、音楽に没頭する。いつでも、こうあるべきだという音楽を全力で表現する。そう思って弾くと、充実したしやる気がでた。彼が私に与えた影響力はきっと自分が思っていたよりはるかに大きいのだと実感した(笑)

教会はそれぞれ広さも雰囲気も響きも全くちがって、演奏もお客さんの反応もそれぞれちがって、面白かった。

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二年前はじめてドイツの教会でバッハの受難曲を聴いたときは、本当に大きな教会で、響きの幅もあって、楽器もバロックで、合唱の声も丸くて、教会での演奏会って特別だなぁと感じた。今回じぶんで弾いてみると、音の響きがどうというより、コンサート会場にはない、特別な空気感を感じた。奏者と聴き手だけではなく、もうひとつ、教会が作り出す空気感。

いつか、わたしも、教会の演奏会でバッハのソロを弾きたい。

そういえば、先週、キリスト教の聖書をドイツ語でよむ会(?)に参加した。イングリッドという、綺麗なおばさんと、私とけいこちゃん。マティアスの福音書をはじめから読みはじめた。お菓子や紅茶もあって、素敵なお部屋だった。

ドイツ語がまだまだ分からで、意味が分からない単語が多くて難しかったけど、すごく興味深かった。前読んでた本、作曲家の霊感とかインスピレーションの話の本、ブラームスが聖書の話ばっかするから、全然読み進められなくて、途中でやめちゃったけど、聖書も勉強してたら、いつかその本も読めるようになるかなぁーって思った。

美術館いって絵画とかみても、こういうことを表している絵も多いし、もちろん音楽でレクイエムとか受難曲とか弾くときも、知っているのと知らないのとでは全く違うと思う。

こうやって違う視点から音楽に繋がることを勉強できて、嬉しい。ドイツ語の勉強にもなるし。


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一枚目はドイツの桜。これは木蓮。最近よくみる。すごく綺麗。