「人生の99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものにかわる」 

                                               byマザーテレサ


年末の柴田久美子さんの講演会「命の不思議と介護の心」で、マザーテレサのこの言葉を聞いた時、あなたの事を思い出しました。


お父さん、あなたの最期は決して幸せではなかったですよね。


定年後散歩をしたり、音楽を聴いたりして静かに過ごしていたのに・・・


そして、家で過ごすことが何よりも好きだったのに・・・


しかし、晩年はデイサービスに通い、狭い部屋で大勢の人と過ごして、ゲームや催しをすることになりましたね。


お医者さんは、人と接した方が気分転換になり元気になりますよと言って、デイサービスを勧めていました。


でも、今はよく分かります。


それが、あなたにとってどんなに苦痛だったことか。


ただ、家で静かに老後を過ごしたかったはず。


その後老人ホームに入り、ただただ家に帰りたがっていたあなたの事が今でも忘れられません。


遠方のためなかなか会いに行けなかった。

だから、もう一度家に帰って、心休まる場所で最期を迎えさせてあげることができなかった。


 

お父さん、もっと家族でそれぞれの最期の過ごし方について真剣に話し合い、そして準備をしておけば良かったですね。


最後まで自分の希望通りの生活を送り、最期の1%を幸せにするために。


あなたの事を思い出すだびに、後悔の念がわいてきます。



年末の看取り士の柴田久美子さんの講演は、人の最期の迎え方について改めて考えるきっかけになりました。
そしてその時から、多くの人が最期の1%を幸せに迎えられるように、行政書士として今後サポートして行きたいと強く思うようになりました。

先ずは1月11日(金)19時から北見市で終活セミナー を行います。

あなたの両親そしてあなた自信が、最期の1%を幸せに迎えられるようにするにはどうしたら良いか、一緒に考えてみませんか?