「先生は、今でも自転車で山を登っているんですね。」と先日、教え子に言われました。
3年間 学年主任として 見守らせてもらった教え子です。
もちろん本当に自転車で山を登っているわけではありません。
子どもたちに 「人生は 山を登るのと同じことかも知れない。時にはなだらかな道であったり時には急な上り坂だったり・・・・頂上を目指すのに 何故か下り坂があったり・・・。でも ゆっくりでも 前に進めば必ず頂上にたどり着ける。頂上から眺める景色は どれだけステキだろう」って・・・。
教え子からすると 私は その山を自転車で登っているそうです。
確かに・・・・
《でも・・・》
《だって・・・》
《どうせ私なんか・・・》
多分 こんな言葉や気持ちは ずいぶん前から 封印しています。
封印と言うよりは もともと持っていないのかも知れません。
でも 普段そんな言葉がたくさん浮かんでいる人は、その言葉を、封印すれば きっと見える景色は違うはず・・・
教え子にとって いつまでも 私らしく輝いていられるように 私は私のテンポで登り続けようと思います。