SPOさんのホラー・マニアックス・シリーズも第3期が9タイトルと流石にネタが出尽くしたかと思ったらフィールド・ワークスさんがウンベルト・レンツィ監督作『ナイトメア・シティ』のTV吹き替え音源の募集を開始!1987年に関西エリアでのみ放送されたそうなので当然関東民には幻の存在な訳ですが、堀勝之祐さんに片岡富枝さんと声優陣も豪華!放送時のタイトルは『悪夢!恐怖の異性物』だそうな。ソフト化権を取得していなければ吹き替えの募集はかけられないのでSPOさんからリリースされるという確証はありませんが、間違いなくDVDにはなるでしょう。これまでホラー・マニアックスのラインナップに入っていた映画は一部を除きブルー・アンダーグラウンド社のマスターを使用したローカライズ版ですから、このメーカーと契約を結んでいるとなると今後リリースされそうな作品が絞れてきます。
【ルチオ・フルチ作品】
●『マッキラー』
●『恐怖!黒猫』
【ランベルト・バーバ作品】
●『首だけの情事』
●『暗闇の殺意』
【ミケーレ・ソアビ作品】
●『アクエリアス』
●『デモンズ3』
【その他】
●『エイリアン・ドローム』
(ルイジ・コッツィ監督)
●『残酷!女刑罰史』●『タランチュラ』
(出演:バーバラ・バック)
●『ラッツ』(ビンセント・ドーン監督)●『デリリウム』
●『空の大怪獣Q』
(TV放送題『襲う巨大怪鳥』)
●『恐るべき訪問者』
(主演:クラウス・キンスキー)
●『カリブ・ゾンビ』
(ケン・ヴィーダーホン監督)
※以下の2作は紀伊国屋書店が権利を手放せば出るかも!
●ザ・ショック●炎のいけにえ
イタリアン・ホラーにアメリカのカルト作をぶっ込んできたりしますから益々目が離せない状況かと…。なんかホラー・マニアックス自体がブランドみたいになっていますし、意気込みもハンパないのでつい欲しくなってしまいます。シネマート新宿で上映される『ルチオ・フルチ映画祭2011』のホムペが出来上がったようです。トークショー付きも捨てがたいですが、映画として観るならエログロというよりエロの宝庫な『ザ・リッパー』を大スクリーンで堪能したい。