欧米人に大人気のカオラック、何故か日本人はまだ来ない | nezumiippiki

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最近、タイに住んでいたこともある親しい友人からカオラックを知らないと言われた。
これまでにも度々カオラックを紹介してきたが、考えてみると、確かに日本のガイドブックにはカオラックは殆ど紹介されていないし、カオラックに泊って何を見て何を体験できるのかの情報が皆無に近い。
何時も、欧米客の行く所を後追いする日本人ツーリストだが、たしかにカオラックにはまだまだ日本人が少ない。
そこで、改めてカオラックの概略を紹介することとする。
具体的な観光紹介は、これまで紹介してきた記事をご覧ください。


プーケット空港から本土側を1時間程北上するとカオラックに着く。
南北11キロに及ぶ自然のままのビーチに新しいリゾートホテルが点在し、プーケットの喧騒を逃れた欧米のツーリストが優雅なリゾートライフを過ごしている。


一方、空港からパトンまで僅かの距離を1時間から1時間半と時間が読めないくらい、今のプーケットの混雑は酷い。現在のプーケットに来る主要なツーリストは、中国やロシア、インドやイスラム圏などの賑やかな場所を好む人達で、欧米のツーリストとは相容れない趣向のため、欧米のツーリストがプーケットを出ざるを得なかった訳だ。それで日本人はとなると、今のところリピーター層を除きプーケット人気はまだ続いているようだ。欧米的なリゾートライフと趣向を同じくする日本人リピーター層は、プーケットを諦めてどこに行っているかは解らない。しかし、ようやくにして一部の日本人達はカオラックに足を向けるようになってきている。

一般的に考えると、プーケットとカオラックでは車で1時間しか離れていないのだから、それ程の違いがあるとは考えづらいだろうが、実際にカオラックはプーケットの真逆の世界になっている。

プーケットでは当たり前のビーチパラソルやビーチチェアは、ここカオラックでは法令通りに全面禁止。エンジン付きマリンアクティビティーも禁止で、結果ビーチボーイは一人もいない。ビーチで纏わりつく物売りも一人もいなく、土産物を売る小屋もない。プーケットの場合、これらのビジネスは所謂プーケットマフィアが担っていて、ここカオラックでは彼らに法令違反のビジネスを認めていない。カオラックではあくまでも自然のままの美しいビーチを堪能してもらうのがコンセプトになっている。更に、当然のごとく風俗営業も存在していない。結果、賑やかさを求めるツーリストはガッカリするリゾートだが、静かなリゾートを安心して楽しみたい欧米ツーリストには愛されるカオラックということだ。

 
11キロにも及ぶカオラックのビーチは何処も自然のままを見せる。


カオラックには、世界を旅する本物志向のツーリストを納得させる大自然のアトラクションも揃っている。
カオラックの対岸には世界的に知られたシミラン諸島があり、カオラックからスピードボートで1時間。日本人はカオラックにまだ少ないとはいえ、海目的のツーリストにとってカオラックは半ば常識となっている。このシミラン諸島は海が穏やかになる11月1日から翌年4月30日までの半年間しか、その訪問が許可されていない。自然を守るルールが此処でも徹底されている。


シミラン諸島の一つ、隠れ人気のタチャイ島

一方、陸側ではタイ最大の国立公園地帯が広がり、周囲の国立公園や自然動物保護区を合わせると日本の滋賀県の広さに匹敵する。石灰岩の岩山や洞窟、滝、鬱蒼たるジャングル内を流れる川やマングローブの密林などがあり、本物の大自然に触れることがいとも簡単に出来る。その中でも最大のものがカオソック国立公園で、1億6千万年前の生態系を残す世界最古の熱帯雨林がある。ここは正に映画アバターの世界を彷彿させる場所で、高さ数百メートルの垂直の岩壁の峰々が軒を並べ、手つかずの深いジャングルの奥には絶滅を免れている動埴物達が生息している。映画や報道番組でしか見ることの出来ない驚異の世界が間近で体験できるのが、カオラックのリゾートとしての売りになっている。更に、温泉好きの日本人にとってうれしい、源泉かけ流し天然温泉の露天風呂までちゃんとある。

垂直の岩山の最高峰が960m。
近づくと、とにかく上が見えない。


竹の筏で川下り、周囲は鬱蒼たるジャングルと石灰岩の岩山


カオラックとカオソックの間に温泉で知られたカポンがある。
カオラック・ラグーナ・リゾートの日本人スタッフがモデルで露天風呂を楽しんでいる


現在、カオラックには大小70軒以上のホテルがあるが、その中で老舗的なホテルに位置付されているのが、カオラック・ラグーナ・リゾート。http://www.khaolaklaguna.com/
カオラック復興の象徴、フラッグシップ的なホテルがサロジン。http://www.sarojin.com/en/
この2軒とも日本人スタッフがおり(この2軒にしか日本人スタッフがいない)、まず間違いないところ。
日本人に知られた名前のホテルでは、メリディアンとマリオットがあるが、最近の話ではメリディアンは別なタイのホテルグループに入るそうだ。共に大型ホテルなため、どちらかと言うと団体向けの営業をしているようで、日本人にとっては場所と好みの問題かと思う。他のホテルは、日本人スタッフもいなく、日本人が泊っているという話も聞かない。

プーケットの日系旅行会社は一般的にカオラックの知識が無く、またカオラックのツアーを扱いたがらないので、日本語ガイドのツアーを頼む場合は、カオラック地元のグリーンアンダマンを頼むことになる。http://www.greenandamantravel.com/
カオラック・ラグーナの場合では日本人客にはこの会社のツアーを紹介している。
サロジンは独自にツアーを催行しているが、内容や料金が合わない場合は、やはりこのグリーンアンダマンを紹介しているようだ。タイ政府観光庁が研修旅行をする際に依頼する旅行会社でもある。

自然が好きで、交通の便が良く、静かなリゾートを求めるなら、断然カオラックをお薦めします。

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