革靴の寿命ってどの位だろうか
「安い靴を買う程裕福ではない」
これはイギリスの有名な格言
それなりの価格はするものだが
きちんとした縫製が成された革靴なら
安靴を繰り返し買い換えるより経済的
そんな意味らしい
磨耗する靴底は交換出来て
縫い目のほつれ等は修繕すれば
少なくとも5年や10年あるいは20年
さて自分のこの靴、まだ会社員の頃
およそ30年前に確か2万円台で購入
本物の高級革靴に比べて10分の1程度の価格
それでも造りの良さを基準に選んだ1足だ
明るめな茶のリボンローファーなので
あまりビジネス向きとは言えない
紺やキャメルのスラックスやチノ
どちらかと言えばカジュアルな服の時に履いた
革底が磨り減って穴が開き15年程前に交換
革底は履き心地が快適でリッチな気分だけど
濡れた路面では滑りやすかったので合成底に変更した
それからまた15年程の年月が、、、
全体にエイジングした感は否めないし
デザインも今時じゃなくて「ザ昭和」
縫い糸のほつれや目立つ大きなキズはないけど
まあそろそろ限界かな？
そもそもこの靴は底の交換は1回限りらしい
グッドイヤーウエルト製法なのだが
縫い直す革の余裕がもはやないそうだ
バックリと開いた亀裂からは水が入る
ちょっとした水溜まりも避けて歩かねばならない
張り替えが不可能なら修繕は出来ない
30年間もありがとう！ですね
さて靴底の亀裂は時に簡単に修繕出来るけど
人間関係の溝は修繕しづらいものですね
ふとそんなことを思った春の某日(；´A`）```
でも健康状態は修復できます！
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