税理士の池頭です。
今日から11月ですね。
今年もあと2か月。
早いものです。
飲食店経営の皆様は12月の忘年会時期に向けてアクションを起こさなければいけない時期ですね。
忘年会の時期だから、というわけではありませんが、みなさんはどんなお客様にお店に来てもらいたいですか?
老若男女、幅広く、多くの人に・・・
と、このように思っている方は多いのではないでしょうか。。。
「多くの人に」ってのはいいのかもしれませんが、「老若男女、幅広く」ってのはいかがなものでしょう?
ちょっと話は逸れます。
以前、警察の人に聞いた話です。
団地やマンション群のなかで襲われて「誰か助けて~」と言っても、なかなか助けには来てくれないそうです。
「自分に言ってるのではないな」
「誰かが行くんじゃないかな」
そう思ってしまう心理が働くらしいです。
「○○さん、助けて~」と具体的に名指ししたりするとどうでしょうか?
○○さんは自分のことを言われていると思い行動に移る傾向があるみたいです。
話を戻します。
飲食店のお客様に向けても同じ。
「みなさん来てくださ~い」と言われて、自分に向けたメッセージと受け取ることができますか?
なかなかそうはいかないと思います。
そこでお店に来てもらいたいお客様層を絞り込んでメッセージを出してみてください。
確かに、老若男女に比べればメッセージ相手は減るかもしれませんが、絞り込んだお客様層の方々はどう思うでしょう?
「私に向けてアピールしている」と思うことでしょう。
当然、来店してくれる確率は高くなるはずです。
ぜひ、忘年会時期に向けて、お客様層を絞り込んだメッセージを出してみてください。

