税理士の池頭です。
前回「特徴あるメニューと接客」が重要である話をしました。
その理由として、記憶に残ることが重要だからということです。
なぜ記憶に残ることが重要なんでしょうか?
少し話がそれますが、飲食店の理想的な売上はどのような計算によって求められたものだと言えまでしょう?
さまざま考えられると思いますが、その一つがこれではないでしょうか?
目標売上=常連客数×来店率×単価
つまり常連さんだけで目標売上が達成できること。
それはなぜ?
常連さんに来店してもらうコストより新規客を来店して貰うためのコストの方が多く必要だからです。
ただ常連さんをいきなり作ることはできません。
新規客さんから常連さんになるためには誰しもが通らなければならない道があります。
それが2度目の来店です。
ここで1つ質問。
過去に1度しか行ったことのない居酒屋さんを10件挙げてみてください。
いかがですか?
結構あると思いますが、意外と思い出せなかったのでは!!!
そうなんです。
人間の記憶っていうのは意外と残っていないものなんです。
だから2度目の来店に結び付かないケースが多いんですね。
そこで他店と同じようなメニューや接客。
これだと記憶に残らず2度目の来店につながらず、常連さんを増やすことはできませんよね。
常に新規客を追い求めなくてはいけません。
とてもつらいですね。
常連さんを増やすためにも、2度目の来店につなげるためにも、新規客に記憶の残るメニューや接客が必要です。
ぜひあなたのお店でもメニューや接客がどういう状況か検証してみてください。