■ お客様に欲しい物を提案しないマーケティング手法・・


上記あり得ないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、私はポイント等を絡ませるとありだと思ってます。


ECサイトの運営者さん、或いはマーケティング担当の方々はどのように自社のポイントをマーケティングプロモーションに利用しているのでしょうか?


一般的にポイントに関してはほとんどプロモーションに利用していないケースが多いと思います。

某大手モールではポイント10倍等のキャンペーンを大々的に打ち出して、積極的に会員のリピート購入(モールの囲い込み)を促す施策を取っています。


特定の曜日や期間を指定して商品を購入すると、通常より高い率のポイントを付与する事は会員に購入する一つの理由やキッカケを与えている良い施策であると思ってます。


では、更に一歩踏み込む事は出来るでしょうか?

システムの整備が出来ればポイントを利用したもっと深いマーケティングプロモーションが可能です。


お客様の購買意欲を注ぐ事で購買につながりますが、購買意欲は時にしてユーザーが欲しそうな商品を提案する事ではなく、特典の付与が購入のきっかけを作る場合があります。


どういう事かと申しますと、身近な例として新聞の折り込み、或いは前回訪問時に貰った飲食店の20%割引クーポン。今週末が期限切れである場合、もしあなたの記憶が鮮明であればその店に行く確率は結構高いと思いませんか?勿論その店が気に入っている前提ですが・・・・



■ポイント活用法


・イベント ドリブン

 「何らかのイベントのタイミングとポイントを紐づける販促アクションです」


 例えばあなたは旅行会社で、年末に向けて旅行を販売するキャンペーンに合わせて、既存顧客に対してポイン

 トの倍付けキャンペーン等を展開する事です。


・データ ドリブン

 「データ更新等のタイミングでポイントを紐づける販促アクションです」


 例えば会員マスタから来月末に一定ポイントが消滅する会員を抽出して、その会員に高いポイント残高が消滅

 する事を伝える事で、お客様はせっかくのポイントを消滅させるより何らかの商品を購入する・・・・アクションを

 取る確率が高まります。

 さっきのクーポン例と同じですね。

 更にイベントと組み合わせて、割引キャンペーン等の展開を絡ませればより効果が上がる事が想定できます。


又、上記二つの手法と会員属性等を紐づける事によって、ベストなタイミングで販促につなげる事も可能です。


ここでは深いところまでは掘り下げませんが、お客様が必要とするタイミングに必要商品を提案する事が多分一番売れる事ですが、お客様に「せっかくだから・・」とか「もったいないからこの際に・・・」と思わせるキッカケとしてポイントを利用する事も可能です。

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みなさんこんにちは、ネクストソリューションズの陳です。


本日は少しポイントについて書いてみます。


タイトルでは「ポイントの活用方法」と書いてますが、先ずはそもそもポイントって必要なのでしょうか?

ポイント制度は70年代位にアメリカの航空会社が導入して、非常に高い成果を得たことから同業他社は勿論、他の業界まで広く普及した所謂「CRM」の手法の一つとして定着しております。


私の経験上、ポイント制度が合わない=効果のないサイトがあります

とりあえず競合のECサイトでもポイントを導入しているので当社も導入すると・・・安易に導入しますと、今後効果が無いと分かった時に方向転換する時に面倒な事にもなりかねません。


さて、ポイントの導入効果とは何でしょうか?今更言う事ではないのですが、意外と運営者自体はあまり認識してない場合もございます。


航空会社を例にとった場合・・・・

頻繁に出張があり、飛行機を利用する人は航空会社にとっては非常に良いお客様です。

そのお客様をつなぎとめる為に搭乗毎にポイントを与え、たまったポイントをプライベートで利用したり、或いは次の搭乗でUPグレードしてその顧客に対してメリットを与える事ですよね!

このような特典があるからこそこの人は持続的に同じ航空会社を利用するのです


さて、この持続的というのがポイント制度の大きな「ポイント」です。

そうです、持続利用を前提とし初めて利用客はポイントに対して魅力を感じるのです。


お分かりでしょうか?


先週書いた「eコマースのマーケティング手法その1」 に出た分析内容で、「商品特性とライフサイクル」部分を理解して、自社のECサイトで取り扱っている商品は頻繁にお客様が買いに来るのだろうか?


極端な例ですが、仮に不動産を扱っているECサイトがあるとした場合、それがB2Bならリピートは十分にあり得ますが、個人向けであった場合ポイントは全く意味をなさないと思って良いでしょう。ポイント分を値引きした方がよりお客様に響くのではないでしょうか?


極端な例でしたが・・(そもそも不動産のECは無いのですが・・)、単独サイトの場合はおおむね上記で間違いは無いのですが、モールの場合は全く違ってきます。


さて、明日は具体的にポイントの活用手法を述べます。



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ユーザーの購買心理、よくAIDMAで説明されると思いますが、AIDMAとは・・・


A(Attention)

I(Interest)

D(Desire)

M(Memory)

A(Action)


日本語で言いますと・・・

先ずは商品に注目して、興味を持ち、欲しいと思い、商品を覚えて、購入する・・・、さて、ネットの世界ではこの常識って通用するのでしょうか?


私は正直ネット上での顧客心理はこのような流れではなく、AIDMを飛び越していきなりAからのアクションがスタートするケースが多々あると思ってます。

ネットは非常に便利なツールとして、いきなり目的を達成するアクションを取る事が出来るのです。


以下買い物をする人を大枠2パターンで区切った場合


1.目的を持った人

  A.特定商品を買う為にアクションを起こす人

  B.特定商品は決めてなく、同カテゴリ商品で探す人


2.目的を持たない人

  A.ウインドウショッピングで良いものがあれば衝動で買う

  B.以前から少し興味があり、偶々何らかのきっかけで衝動で買う


特定商品を購入する人にとっては、ネットを立ち上げた瞬間、既に店舗に居る状態と同じです。

しかも複数の店舗を同時に見ていると思ってください、そこが実店舗と大きな違いです。

買い物をする人のモチベーションや趣向或いは経験等によって、どの店で購入するかが決まります。

ではその決定要素ってなんでしょうか?


・価格

・店の信頼性(企業、ブランド、経験と感覚含む)

・対応(既にユーザーの場合)

・店の作り(検索のユーザビリティー含む)

・特典(ポイントや送料等)

・決済手法の選択肢

・人の噂や評価

・利便性(既に会員だから等)

・希少性(他で売っていない)
・その他


これは購入する商品特性とその人の思考によって何を重視するかで色々な組み合わせが出来てきます。

例えばブランド物のバックを買う時に、直営店でしか買わない人と、偽物の可能性があるにもかかわらず安売り店で買う人もいます。


直営店で購入する人が重視する事は

1.店の信頼性

2.対応

多分この二つが最重要であり、価格要素が低いと思います。


では安売り店の場合は

1.価格

2.特典

と想定できますが、ではこの人達は「店の信頼性」と「対応」を気にしないのでしょうか?

そうではありませんよね、勿論気にします!


ただその人の一番のプライオリティーが価格であって、その中で多少価格が高くとも、経験上信頼のおけないサイト作りのお店で買うより、信頼性がありそうなお店を選ぶケースがありますよね!


又、同じような価格で、同じような信頼性を持ったサイトがあった場合、特典と言われるポイントや送料が次の比較対象となる事でしょう。但しポイントが有利であっても、今後この店では買わない=他に欲しいものがなさそうな場合(ラインナップが少ない)、ポイントは比較対象から外れますよね!

と色々な要素が複雑に絡まって、最終的にその人は何処で購入する事が自分にとって一番の利益かを判断して購入します。


ですので、私が常日頃言っている「このサイトで購入する理由」をアピールして行く事が非常に大切なのです。

その理由をアピールするには先ず顧客を知る事から始まり、自社のECがどのポジションにいるかによって、打ち出す戦略が変わってくるのです。

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昨日は外出があり、途中で中断しましたが、その続きです。


■ あるインテリア雑貨サイトのマーケティングプロモーション


  このサイトに訪れるユーザーは2つのグループに分類されるところ迄説明いたしました。

  訪れると言いましたが正確に言いますと・・・・


  1.このサイトで扱っているブランドバリューのある特定商品を目当てに訪れるユーザー

  2.具体的なブランド或いは商品を決めていない状態で検索結果等から訪れるユーザー

  

  上記2つの違うモチベーションを持ったユーザーに対してこのECサイトは強みを持っています。

  その強みとは昨日の「eコマースのマーケティング手法その1」でご確認ください。


  尚、このユーザー達が当サイトのリーチポイント(検索、リスティング、アフェリエイト等)に到達してから購入に

  至るまでの過程が大きなノウハウでもあり、売上を上げる非常に重要なポイントとなります。

    

  (図1) 昨日の図を再添付します


ネクストソリューションズ - EC戦略企画室


  上記図1で説明しますとユーザーが当ECサイトに初めてリーチするポイントは検索エンジンで出てきた自然

  検索結果とお金を払って広告として載せたリスティング広告となります。


  ユーザーのモチベーションによって検索欄に入れるワードが変わってきます。

  例えば1の特定商品を探すユーザーはその特定商品名或いはブランド名を足して検索をかけます。

  2の具体的商品を決めていないユーザーは「雑貨」や「デザイン時計」とか曖昧なワードで広く検索をします。


  ここで注意をして頂きたいのが、モチベーションによって表示するリスティング広告やランディングページ、

  リンク先ページはそのユーザーの目的を満たすものである事です。


  特定商品を検索しているユーザー向けにはそれとすぐに分かる説明文を用意して、リンク先としてはサイト

  TOPよりはその特定商品一覧や商品詳細へ持って行く方がストレスを与えず、購入する確率が高まるのでは

  ないでしょうか?


  対照的に具体的商品を決めていないユーザーは、その商品が有りそうな雰囲気を伝える為に、それが伝わる

  広告文とランディングページに誘導してゆく必要があるのではないでしょうか?


  図2でも書いているように、リーチから購入するまではノウハウが必要であり、売上につながるコンバージ 

  ョンを上げる方法は「顧客を知る」ところから始まります。


■ ユーザー特性とコンバージョン


  「売上につながるコンバージョン」、実はECサイトで売上を上げるもっとも重要なところであると私は思ってい

  ます。

  リーチポイントから購入に至る迄の間に、ユーザーは色々な思考を巡らせ、最終的にこのサイトで買うか、

  或いは他のサイト買うかを決めます。

  そのユーザーが判断するポイントはどこにあるのでしょうか?


  明日はユーザーがサイトに訪れてからの思考を説明します。


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マーケティングは奥が深いです!どんなサイトにも通用するマーケティング手法ってなかなかありません。

プロモーションという意味合いではSEO/リスティング/アフェリエイト/メルマガはECサイトでは不可欠な手法ではありますが、取り扱う商品によっては大きく効果を上げられる場合とそうでない場合があります。


マーケティングはあまりにも範囲は広い為、本日はECサイトのプロモーション手法をメインに少し書いて見ます。


■eコマースのプロモーション手法例


私が担当しているECサイトでマーケティングプロモーション戦略を考える時、先ずは以下のように区分してゆきます。

これはある有名インテリア雑貨サイトを例として述べました。


1.企業と商品特性の分類

  

  A.ブランド力がある企業  : 無い企業

  B.商品力がある企業    : 無い企業

  C.価格競争力がある企業 : 無い企業

  D.希少性がある企業    : 無い企業


2.商品特性とライフサイクル

 

  A.一度買ったらなかなか買わないもの

  B.頻繁に買い替えるもの

  C.指名買いするもの

  D.騒動買いするもの

  E.複数購入するもの


上記の2つの特性を図1の表にあてはめます


(図1)
ネクストソリューションズ - EC戦略企画室


■ このECサイトで取り扱っている商品の特徴とは


  「プロモーションで使える強み」

  1.ブランド力があり指名買いする商品を持っている

  2.衝動買いを促す商品力を持っている

  3.複数買い出来る商品を持っている

  4.頻繁に買う商品ラインナップを持っている

  5.希少価値のある商品を持っている


  「プロモーションで使えない弱み」

  1.価格競争力が無い=他サイトと同じ値段或いは類似商品と価格差が無い


ではこのサイトに訪れて商品を買うお客様は何を考えて購入に至るのでしょうか?

買い物をする場合大雑把に分けた場合以下となります。


  A.指名買い

  B.騒動買い


勿論これ以外に前から欲しかったが、偶々見つけたので買った場合や、似たようなものが欲しかったが無かったのでこれを買った・・・等があります。


このサイトでの指名買い商品とは・・・・

1.ブランド力があり指名買いする商品を持っている=どこかで知って欲しかった商品がある

5.希少価値のある商品を持っている=他サイトでは売ってない、或いはなかなか売ってない商品がある

の二つとなります。


衝動買い商品とは・・・・

2.衝動買いを促す商品力を持っている=手軽な価格帯で購入意欲を注ぐ商品がある

3.複数買い出来る商品を持っている=手軽な価格帯(或いは頻繁に使う)で複数買っても良いと思う商品がある

4.頻繁に買う商品ラインナップを持っている=ライフサイクルが短い商品或いは商品ラインナップが多い


ではユーザー行動特性を考えた場合、Aの指名買いとBの衝動買いは当ECサイトに辿り着く手法が違ってきます。但しほとんどの場合は検索エンジン経由である事は間違いないのですが、ユーザーはおおむね以下(図2)の内容にて検索をかけます。

従って、プロモーションは2つのターゲットグループを想定した手法を用意する必要があり、又、指名買いのお客様が
ついで買出来るサイト作りも売上を上げる一つのポイントとなります。


(図2)
ネクストソリューションズ - EC戦略企画室

つづきはその2で・・・








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