最近スーパー大手がそろってネットでテスト的に展開しています。
実は私も少し前まではここまで大手が参入しているとは知らず・・・・サイトを見て少しビックリしています。
私がビックリしている理由と言うのは・・・サイトの作りが各社そろってヒドイの一言です・・・・(大手スーパー様申し訳ございません・・)
多分SIer主導で作られたサイトなので、ユーザビリティー面で気が効いてない・・・しょうがないでしょう、得意分野ではないはずですから。
ネットスーパーと言うのは実は問題点=ハードルの塊なんです!!
ネットスーパーを展開するのは非常に困難であり、各社現状テストのステータスであると思ってます。
では何がハードルであり、どこがヒドイのか以下順追って説明します。
■ネットスーパーのハードル
1.エリアの問題
サービスエリアが現状非常に限定的であり、通常の物流とは違い各店舗からのその商圏エリアへの発送が大前提である為、サービスを受けられないエリアや、或いはドミナント出店でサービスエリアが被ったり、小さかったりする店舗間の問題もあるかと思います。
2.配送の問題
スーパーのビジネスモデルから言って、今まではお客様に来てもらっていたので、配送は当然外部の物流会社との提携になりますが、実は大手物流会社も狭い商圏での短時間配送=即日配送のシステムがほとんど無いと聞いてます。中小企業の物流会社を束ねている団体もあり、その団体を通じてトラックの空き状況次第で配送をしてもらうのも手です。
3.時間帯の問題
大多数のネットスーパーは当日配送をうたい文句にしていますが、一部注文後3日で配送する企業もあります。
顧客からすればやはり当日欲しいと思いますが、その場合配送の時間も問題となります。
当日注文の当日お届けですので、場所によっては渋滞が発生したり、配送時間を守れない場合があります。
注文した方は商品が来るまで家を出れない事になりますが、それが問い合わせを増やす要因となり、今まで必要としない配送の問い合わせ機能が必要となってきます。或いは配送トラックのリアルタイムトラッキングを携帯で確認する事が出来たり、ユーザーの問い合わせを減らす工夫も必要です。
4.商品とクリエイティブの問題
スーパーで売っているキャベツは毎日同じ色や同じ大きさではないですよね!お魚も色艶が違ったり、大きさが違ったり・・・その日の特売品の写真をUPしたり、その生鮮品を如何に伝えるかは大きなポイントです。
5.在庫とピッキングの問題
まだまだテストケースがほとんどである為、多分この問題までたどり着いてはいないと思いますが、将来的に顧客が莫大に増えた場合、発注したのに在庫数の問題でキャンセルになったり、お客様の発注に対してその商品をピッキングする問題が出てきます。お客様がいる前で複数の店員が籠を持ってお客様と一緒に商品を選んでるのはあまり想像したくありません。
と、多分これ以上に問題は山積みであると思いますが、私は個人的に是非ともこのビジネスモデルがより多くの方に受け入れられるよう、スーパー各社さんには頑張ってもらいたいと思ってます。
では、次に私がヒドイと思った事を以下にピックアップします。
■現在のネットスーパーの悪いところ
一言で言うと物を売るサイトに仕上がっていないところです。
これだけECが発達して、色々とノウハウがたまってきた中、何故あのようなサイトになるのか?
1.TOPページ
先ずはほとんどのサイトがTOPページで商品を見せていません。
会員登録と仕組みしか説明をしていないのが現状です、会員登録ありきのサイト構成です。
いまどきそのようなECサイトはほとんどありません。
2.サイト全体の方向性
検索ありきです・・・・会員の皆様欲しいものを勝手に検索して買ってください・・・といわんばかりの構成です。
何故本日の特売品をお勧めしないのか?疑問に思います。
主婦の7-8割は毎日の夜の献立を考えるのが非常に苦痛であるとの調査結果が出ています・・その為最近では献立例が食材の側にあったりするスーパーもあります。
せっかくネットで販売しているので、その日のお勧め商材で出来る献立特集を作って、「この献立商材を買う」のボタンを付けてカートに複数商材が入るような仕掛けは出来ないのでしょうか?
或いは複数の金額帯からその金額範囲内で買える商材を提案して、ボタン一つでカートに入れる事は出来ないのでしょうか?同じようにカロリーから選択も有りですよね!
せっかくネットでの販売を、ただ単純に来店不要即日お届けだけのサービスになっています。
お客様が楽しんで購入する事を現在のネットスーパーでは考えていないと言えるでしょう。
ネットだからこそ出来るネットならではのサービスをまったくしていない事に私はビックリしています!