日本でラジオ放送が始まって一世紀

来年2025年にその節目をむかえる

スマホ全盛期の今も

災害が相次ぐ最近ではラジオの役割が

見直されてるように感じている

映像もない聴くことのみのメディアだが

それだけに押し付けがましくない

優しい時間を費やすことが出来る

学生時代は自室にテレビはなく

もちろんスマホなどこの世に登場するはるか前の世界だ

傍にあるラジオの存在は流れる時間と自らの想像力を膨らませる大切な暮らしの一部にもなっていた

世の中の同年代が何を想い、何を考えているかを改めて感じる世界だった

現在のSNSは誰もが発信出来るが…

個人の偏った中傷コメントや偽情報、フェイク、詐欺が溢れている

誰もが自由に発信…

技術の進歩で良い反面

障害も比例して増えている

だからオールドメディアとなったラジオの魅力が見直されている

芸人が身内ネタで盛り上がるテレビのバラエティ番組よりラジオは真剣にリスナーに語りかけている

学生時代から40年経過して最近、ライフスタイルにラジオが蘇った

「ますまるラジオ」

「MASTER HTS」

ファン以外には他愛もない会話かもしれないが、この時間には確かな癒しがあり優しい時間が流れてくる

古参のファンの方が言う

「今のようにテレビのレギュラー番組がなかった頃は、唯一ラジオだけが生存確認できるメディアだった…」と

今はSNSで何をした、何処にいる、誰といる

様々な情報発信がされてファンは一喜一憂する

それでもラジオは身近な大切な媒体だ

放送局が枠を取り

スポンサーを集めて

番組の企画、進行を練り

担当Dと作家、タレントが作る

その価値は充分感じられる

今、中傷や偽情報で単なる情報過多にあるSNSが人を悲しませたり、貶めたりするような〝ツール〟から少しずつでも成長して…

ラジオのように人に優しく寄り添ってくれる存在として成熟してほしい

一週間に一回放送されてきた

「MASTER HTS」が1000回放送されてきた意義や価値は感動に値する

最近ようやく認識に時間を要するボケや遠巻きでないと理解できない彼の自論にリスナーとして追いついてきた

仕事のクレームの対応やプレゼン前は神経質になっていることが多いが「ますまるラジオ」のエンディングのまっすーの独特なモノマネがツボにはまってしまう

しかめっ面が、にやけ顔になってしまう(笑)

一度タクシーの車内でradikoで聴いていて運転手さんに不気味がられてしまった（汗）

私はこの歳になってもラジオでとても優しい時間を楽しんでいる

ラジオの存在意義と価値を考える…⁈