先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。概念設計としてはひとまず終えた。次は、フェデレーションモデル全体の基本設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。そして、それにつながるDApps側である「愛記システム」を、Pythonプログラムで開発していきたい。
愛の行動のPL,BSを決算書として、個人単位、市町村単位、で公表するような愛記システムというものを考えている。愛の行動のデータベースはブロックチェーンのプログラムであり、日々の愛の行動による愛貨の移動を決算書にまとめていきたい。なお、市町村のブロックチェーンのプログラムは以前にも記載している。その市町村のブロックチェーンのプログラムにつながる愛記システムを、DApps側であるPythonプログラムとして設計したい。その場合、基本設計をどのような手順で進めていけばよいか、詳しく見ていこう。
愛記システムを設計するための基本手順を以下に示す。このシステムは、Pythonを用いて市町村のブロックチェーンと連携し、個人および市町村単位での愛の行動のデータを収集、記録し、決算書(PL、BS)として公表するものである。
基本設計のステップ
- 要件定義
- アーキテクチャ設計
- データベース設計
- API設計
- ブロックチェーンインターフェース
- 決算書の生成
- フロントエンド開発
- テストとデプロイ
基本設計の各ステップを順番に進めることで、ブロックチェーンとDAppsとして繋がる「愛記システム」の詳細な設計が可能になる。各ステップでは、関係者との協議やレビューを通じて設計内容を確定していくことが重要である。
1.要件定義
まず、基本設計の最初のステップである要件定義をしていきたい。どのような機能が必要か、どのような問題を解決するのかを洗い出したい。要件定義はシステム設計の最初の重要なステップであり、システムが解決するべき問題と、必要な機能を明確に定義するプロセスである。以下に、愛記システムのプログラムに必要な機能と解決すべき問題を列挙してみよう。
機能要件
-
愛の行動の記録
-
愛貨の移動の記録
-
決算書の生成
-
個人および市町村単位でのデータの集約
-
データのブロックチェーンへの記録と取得
-
愛貨の管理
-
ユーザー管理
-
通知機能
-
レポート機能
-
ダッシュボード
非機能要件
-
セキュリティ
-
可用性
-
パフォーマンス
-
スケーラビリティ
-
ユーザビリティ
-
コンプライアンス
解決すべき問題
-
透明性と信頼性の確保
-
データの一元管理
-
愛の行動の促進
-
評価制度の確率
-
データのセキュリティとプライバシーの保護
これらの要件を基に、愛記システムの基本設計を進めていくことが重要である。次のステップでは、これらの要件を具体的なアーキテクチャ設計に反映していくことになる。まずは、要件定義の解決すべき問題を一つずつクリアにしていきたい。
透明性と信頼性の確保
愛貨の取引と愛の行動の記録を透明にし、信頼性を確保することが重要だ。以下に、具体的な項目とその決定プロセスを記載する。
・透明性と信頼性の確保に必要な項目と決定プロセス
1. データの完全性と一貫性の保証
-
データの完全性: すべての取引と愛の行動記録が正確かつ改ざんされていないことを保証する。
-
データの一貫性: システム全体でデータが統一されていることを確認する。
2. 取引の透明性の確保
-
公開取引データ: 取引データを公開し、誰でも確認できるようにする。
-
監査ログ: 取引や行動のすべての変更履歴を保持し、監査可能にする。
3. データのセキュリティとプライバシー保護
-
暗号化: データの送受信時および保存時に暗号化を行い、データの安全性を確保。
-
アクセス制御: データへのアクセスを制御し、必要な権限を持つユーザーのみに限定。
4. 取引の正当性の確認
-
署名の生成と検証: 取引データの署名を生成し、取引の正当性を検証。
-
取引の検証: 各取引を検証し、不正行為や二重支出を防止。
これらの項目を詳細に決定し、実装することで、愛記システムの透明性と信頼性を確保することができる。各項目については、具体的な技術要件や設計仕様を定義し、システム開発の各フェーズで反映させることが重要である。
・データの完全性について
まずはデータの完全性についてから順番に見ていこう。
項目: 取引ID、日時、送信者、受信者、愛貨の量、取引の内容、署名、ハッシュ値というが、いままで概念設計で記載してきた愛記システム、愛貨のやりとり、愛記の決算書を振り返ってみて、取引データは、取引ID、日時、送信者、受信者、愛貨の量、取引の内容、署名、ハッシュ値だけでいいのか、もっとたくさんあるのではと思ったので、今一度、取引データを検証してみる。前回の続きを記載する。
・取引データの完全性を保証するための詳細な項目
-
取引ID (Transaction ID)
-
日時 (Timestamp)
-
送信者 (Sender)
-
受信者 (Receiver)
-
愛貨の量 (Amount of Love Tokens)
-
取引の内容 (Transaction Content)
-
署名 (Signature)
-
ハッシュ値 (Hash Value)
-
取引ステータス (Transaction Status)
-
取引のカテゴリ (Transaction Category)
-
証拠データ (Proof Data)
-
受信日時 (Received Timestamp)
-
ジオロケーションデータ (Geolocation Data)
-
関連取引ID (Related Transaction ID)
-
メタデータ (Metadata)
-
ゼロ知識証明 (Zero-Knowledge Proof)
-
承認者情報 (Approver Information)
-
取引費用 (Transaction Fee)
-
関連アクションID (Related Action ID)
- 取引に関連する愛の行動の識別情報。
- 例: アクションID。
関連アクションID (Related Action ID) は、取引に関連する愛の行動を一意に識別するためのIDである。これを利用することで、特定の愛の行動がどの取引に関連しているかを追跡できる。基本設計から具体的なプログラム実装までの流れを示す。
1. 基本設計
- 機能要件:
- 取引に関連する愛の行動を識別し、追跡する機能。
- 非機能要件:
- データの一貫性と整合性を確保すること。
- テーブル設計:
- actions テーブル
- id (アクションID)
- description (行動の説明)
- level (行動のレベル)
- category (行動のカテゴリ)
- transactions テーブル
- id (取引ID)
- timestamp (日時)
- sender (送信者)
- receiver (受信者)
- amount (愛貨の量)
- action_id (関連アクションID)
- signature (署名)
- dimension_flags (次元フラグ)
- actions テーブル
-
2. プログラム設計
・クラス設計:
class Action:
def __init__(self, action_id: str, description: str, level: int, category: str):
self.action_id = action_id
self.description = description
self.level = level
self.category = category
class Transaction:
def __init__(self, transaction_id: str, timestamp: datetime, sender: str, receiver: str, amount: float, action_id: str, signature: str, dimension_flags: Dict[str, bool]):
self.transaction_id = transaction_id
self.timestamp = timestamp
self.sender = sender
self.receiver = receiver
self.amount = amount
self.action_id = action_id # 関連アクションID
self.signature = signature
self.dimension_flags = dimension_flags # 各次元のフラグ(公私の区別を含む)
class FinancialStatement:
def __init__(self):
self.transactions: List[Transaction] = []
def add_transaction(self, transaction: Transaction):
self.transactions.append(transaction)
def generate_report(self):
level_income = {level: 0 for level in range(1, 11)}
level_expenses = {level: 0 for level in range(1, 11)}
for tx in self.transactions:
action = next((a for a in actions if a.action_id == tx.action_id), None)
if action:
if tx.receiver == "Company":
level_income[action.level] += tx.amount
if tx.sender == "Company":
level_expenses[action.level] += tx.amount
total_income = sum(level_income.values())
total_expenses = sum(level_expenses.values())
net_income = total_income - total_expenses
report = {
"total_income": total_income,
"total_expenses": total_expenses,
"net_income": net_income,
"level_income": level_income,
"level_expenses": level_expenses,
"transactions": [tx.__dict__ for tx in self.transactions]
}
return report
・API設計:
from flask import Flask, request, jsonify
import json
from datetime import datetime
app = Flask(__name__)
actions = []
transactions = []
financial_statements = {
"company": FinancialStatement(),
"global_eco_activity": FinancialStatement(),
"community_service": FinancialStatement(),
"industry_contribution": FinancialStatement(),
# 必要に応じて他の次元の生命体も追加
}
@app.route('/actions', methods=['POST'])
def create_action():
data = request.json
action = Action(
action_id=data['action_id'],
description=data['description'],
level=data['level'],
category=data['category']
)
actions.append(action)
return jsonify({"status": "Action created"}), 201
@app.route('/transactions', methods=['POST'])
def receive_transaction():
data = request.json
transaction = Transaction(
transaction_id=data['transaction_id'],
timestamp=datetime.fromisoformat(data['timestamp']),
sender=data['sender'],
receiver=data['receiver'],
amount=data['amount'],
action_id=data['action_id'], # 関連アクションIDを設定
signature=data['signature'],
dimension_flags=data['dimension_flags']
)
transactions.append(transaction)
for dimension, is_active in transaction.dimension_flags.items():
if is_active:
financial_statements[dimension].add_transaction(transaction)
if dimension == "company":
financial_statements["company"].add_transaction(transaction)
return jsonify({"status": "Transaction recorded"}), 201
@app.route('/reports/<dimension>', methods=['GET'])
def get_report(dimension):
if dimension in financial_statements:
report = financial_statements[dimension].generate_report()
return jsonify(report), 200
else:
return jsonify({"status": "Dimension not found"}), 404
if __name__ == '__main__':
app.run(port=5000)
3. フロントエンドの操作:
ユーザーが取引を入力する際、関連するアクションIDを選択するためのインターフェースを提供する。
・フロントエンド例 (HTMLフォーム)
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>愛貨取引の記録</title>
</head>
<body>
<h1>愛貨取引の記録</h1>
<form id="transactionForm">
<label for="transaction_id">取引ID:</label>
<input type="text" id="transaction_id" name="transaction_id"><br><br>
<label for="timestamp">日時:</label>
<input type="datetime-local" id="timestamp" name="timestamp"><br><br>
<label for="sender">送信者:</label>
<input type="text" id="sender" name="sender"><br><br>
<label for="receiver">受信者:</label>
<input type="text" id="receiver" name="receiver"><br><br>
<label for="amount">愛貨の量:</label>
<input type="number" id="amount" name="amount"><br><br>
<label for="action_id">関連アクションID:</label>
<select id="action_id" name="action_id">
<!-- サーバーから取得したアクションIDをオプションとして追加 -->
</select><br><br>
<label for="signature">署名:</label>
<input type="text" id="signature" name="signature"><br><br>
<label>次元フラグ:</label><br>
<input type="checkbox" id="company" name="dimension_flags[company]">会社<br>
<input type="checkbox" id="global_eco_activity" name="dimension_flags[global_eco_activity]">地球エコ活動<br>
<input type="checkbox" id="community_service" name="dimension_flags[community_service]">地域サービス<br>
<input type="checkbox" id="industry_contribution" name="dimension_flags[industry_contribution]">産業貢献<br><br>
<input type="submit" value="取引を記録">
</form>
<script>
document.getElementById('transactionForm').addEventListener('submit', function(event) {
event.preventDefault();
const formData = new FormData(event.target);
const data = {};
formData.forEach((value, key) => data[key] = value);
fetch('/transactions', {
method: 'POST',
headers: {
'Content-Type': 'application/json'
},
body: JSON.stringify(data)
})
.then(response => response.json())
.then(data => console.log(data));
});
// アクションIDのオプションをサーバーから取得して設定
fetch('/actions')
.then(response => response.json())
.then(data => {
const actionSelect = document.getElementById('action_id');
data.forEach(action => {
const option = document.createElement('option');
option.value = action.action_id;
option.textContent = `${action.action_id}: ${action.description}`;
actionSelect.appendChild(option);
});
});
</script>
</body>
</html>
4. データベースへの保存:
このプログラム設計に基づいて、取引データが記録され、関連するアクションIDを含めてデータベースに保存される。これにより、各次元ごとに取引を追跡し、会社の決算書に反映させることが可能になる。
-
愛の行動レベル (Love Action Level)
- 取引に関連する愛の行動のレベル。
- 例: レベル1~10。
各波動レベルでの具体的な行動や取引は次のように分類するとする:
Lv1:AIR(Root): 基本的言動の支援(例:ごみ出し、荷をもってあげる、簡単な手伝い)。
Lv2:AIS(Sacral): 自律協調の支援(例:時間厳守、美しいパス回し、傾聴する)。
Lv3:AIP(Solar Plexus): 自主性の支援(例:マネジメントする、全体計画を立てる、盛り上げる)。 Lv4:AIH(Heart): 勤勉性の支援(例:組織のための自己犠牲、不正をなくす、感情コントロールする)。
Lv5:AIT(Throat): 自己成長の支援(例:本音で話す、意義を与える、真理を追究する)。
Lv6:AII(Third Eye): 仲間平等意識の支援(例:心から愛し合う、カルマを知る、木火土金水のバランスをとる)。
Lv7:AIC(Crown): 伝承性の支援(例:次世代へ伝承、チャネリングする、運気に合わせる)。
Lv8:AIU(Universal): 統合性の支援(例:アカシックで繋がる、あらゆるものを許す、過去世を知る)。
Lv9:AIE(Earth Star): 超越性の支援(例:エゴの脱却、世界平和の追求、全なるものとの一体を求める)。
Lv10:AIM(Solar Matrix): 宇宙的な支援(例:物質性の脱却、テレポーテーション、神の領域に向かう)。
それぞれのレベルにもカテゴリーがある。そのカテゴリーをあげてみよう。なお、各次元ごとに生命体が存在し、第1次元:個人~第10次元:太陽系までの生命体がそれぞれ独自に活動をしていくことになる。それぞれの活動はレベル毎にわけられて、カテゴリーでIDに紐付けられる。これを考慮して、各レベルのカテゴリーをあげてみよう。Lv1:AIR(Root): 基本的言動の支援
- 家事支援
- 日常的な手助け
- 簡単な手伝い
- ゴミ出し
- 物の運搬
- 子供の世話
- 近所の助け合い
- ペットの世話
- 簡単な修理
- 日常の買い物
-
Lv2:AIS(Sacral): 自律協調の支援
- 時間管理
- コミュニケーション
- チームワーク
- 傾聴
- 情報共有
- 美しいパス回し
- 調和の取れた協力
- 感謝の表現
- 笑顔と挨拶
- フォローアップ
-
Lv3:AIP(Solar Plexus): 自主性の支援
- リーダーシップ
- 計画立案
- 目標設定
- プロジェクト管理
- イニシアチブ
- チームのモチベーション
- アイデアの提案
- 効果的なプレゼンテーション
- 問題解決
- リスク管理
-
Lv4:AIH(Heart): 勤勉性の支援
- 自己犠牲
- 倫理と誠実さ
- 感情コントロール
- 不正の排除
- 誠実な努力
- コミュニティ貢献
- 忍耐と努力
- 信頼の構築
- 倫理的な行動
- 社会的責任
-
Lv5:AIT(Throat): 自己成長の支援
- 自己啓発
- 真理の追究
- 本音で話す
- 目標達成のサポート
- 教育と学習
- 構成要素に分解する
- 意義の提供
- 郷土を愛する
- フィードバックの提供
- 価値観の共有
-
Lv6:AII(Third Eye): 仲間平等意識の支援
- 心からの愛
- カルマの理解
- 五行のバランス
- 人と人・社会をつなぐ
- 平等なチャンスの提供
- エネルギーワークする
- 直感の活用
- 見えない価値の尊重
- 深い理解と共感
- 病気の人を診る
-
Lv7:AIC(Crown): 伝承性の支援
- 次世代への伝承
- チャネリング
- 運気の理解
- 伝統文化の保存
- 瞑想し無意識になる
- 直感に従う
- 継承と発展
- 発達課題の解消
- 運気に合わせた行動をとる
- 先祖の知恵の活用
-
Lv8:AIU(Universal): 統合性の支援
- アカシックとの繋がり
- 無条件の許し
- 過去世の理解
- スピリチュアルな成長
- 内なる平和の追求
- 統合的な視点
- 多文化共生の推進
- 無限の共感
- 遠隔リーディング
- 魂の成長
-
Lv9:AIE(Earth Star): 超越性の支援
- エゴの脱却
- 世界平和の追求
- 全なるものとの一体化
- 感謝の心で病気を治す
- 地球と他の星をつなぐ
- 無限の可能性の追求
- 超越的な愛
- 自然との調和
- ガイアでの役割を全う
- 地球全体の波動を上げる
-
Lv10:AIM(Solar Matrix): 宇宙的な支援
- 肉体・物質性の脱却
- テレポーテーション
- 神の領域への到達
- 高次元の意識
- 太陽系の探求
- 時間と空間の超越
- 無限の創造力
- 神聖な調和
- 宇宙の叡智
- 絶対的な平和
-
各レベルとカテゴリーを用いることで、愛記システムにおける行動の記録と評価がより具体的かつ体系的に行えるようになる。この設計に基づいて、各取引や行動がどのレベルに該当するか、どのカテゴリーに属するかを判別しやすくなり、集計や分析も容易になる。なお、カテゴリーは愛記の収益科目として今後も増やしていくことを想定している。実態に合わせた科目となるように、今後も調整していく。
-
各レベルとカテゴリーを用いることで、愛記システムにおける行動の記録と評価がより具体的かつ体系的に行えるようになる。この設計に基づいて、各取引や行動がどのレベルに該当するか、どのカテゴリーに属するかを判別しやすくなり、集計や分析も容易になる。では、下記の愛の行動を具体的にカテゴリーとレベルとコメントをつけて、AさんからBさんへ愛貨を渡すところまでの設計をプログラムでやってみよう。
⇒ AさんはBさんが安易に「そんなの無理ですよー、やめましょう!」という発言に対し、本気で怒り、「あなたはどの立場でその発言をしているんだ!もっと自分の立場を考えろ!」と叱った。これに驚き、Bさんは改めて反省し、愛貨を受取った。・愛の行動の具体的なカテゴリーとレベルの設定
- カテゴリー: 本音で話す
- レベル: Lv5(AIT(Throat): 自己成長の支援)
- コメント: Bさんの成長を促すために、本音で厳しく指摘し、自己認識を促した。
-
Pythonプログラムでの設計
まず、必要なモジュールをインポートし、基本的なデータ構造を設定する。
from datetime import datetime
import hashlib
import json
from ecdsa import SigningKey, VerifyingKey, NIST384p
# データ構造の設定
class LoveAction:
def __init__(self, sender, receiver, category, level, comment, amount):
self.sender = sender
self.receiver = receiver
self.category = category
self.level = level
self.comment = comment
self.amount = amount
self.timestamp = datetime.utcnow().isoformat()
self.transaction_id = self.generate_transaction_id()
self.signature = None
def generate_transaction_id(self):
data = f"{self.sender}{self.receiver}{self.timestamp}{self.amount}"
return hashlib.sha256(data.encode()).hexdigest()
def to_dict(self):
return {
"sender": self.sender,
"receiver": self.receiver,
"category": self.category,
"level": self.level,
"comment": self.comment,
"amount": self.amount,
"timestamp": self.timestamp,
"transaction_id": self.transaction_id,
"signature": self.signature
}
def sign_transaction(self, private_key):
sk = SigningKey.from_string(bytes.fromhex(private_key), curve=NIST384p)
self.signature = sk.sign(json.dumps(self.to_dict(), sort_keys=True).encode()).hex()
def verify_signature(self, public_key):
vk = VerifyingKey.from_string(bytes.fromhex(public_key), curve=NIST384p)
try:
return vk.verify(bytes.fromhex(self.signature), json.dumps(self.to_dict(), sort_keys=True).encode())
except:
return False
# 送信者と受信者の鍵ペア生成(例)
sender_private_key = SigningKey.generate(curve=NIST384p).to_string().hex()
sender_public_key = SigningKey.from_string(bytes.fromhex(sender_private_key), curve=NIST384p).verifying_key.to_string().hex()
receiver_private_key = SigningKey.generate(curve=NIST384p).to_string().hex()
receiver_public_key = SigningKey.from_string(bytes.fromhex(receiver_private_key), curve=NIST384p).verifying_key.to_string().hex()
# AさんからBさんへの愛貨取引の生成
love_action = LoveAction(
sender=sender_public_key,
receiver=receiver_public_key,
category="本音で話す",
level="Lv5",
comment="Bさんの成長を促すために、本音で厳しく指摘し、自己認識を促した。",
amount=5
)
# 取引に署名
love_action.sign_transaction(sender_private_key)
# 取引の検証
is_valid = love_action.verify_signature(sender_public_key)
print(f"Transaction valid: {is_valid}")
# 取引データの表示
print(json.dumps(love_action.to_dict(), indent=4))
・説明:
- LoveActionクラス: 取引の基本情報を保持し、トランザクションIDを生成し、取引の署名と検証を行う。
- 鍵ペアの生成: 送信者(Aさん)と受信者(Bさん)の公開鍵と秘密鍵を生成する。
- 取引の生成: AさんがBさんに対して行った愛の行動の具体的な内容を設定し、LoveActionオブジェクトを生成する。
- 取引の署名: Aさんの秘密鍵を使用して取引に署名する。
- 取引の検証: Aさんの公開鍵を使用して署名の有効性を検証する。
-
この設計により、各従業員の多次元での行動を愛記システムに記録し、会社として集計することが可能になる。各行動のレベルとカテゴリーに基づいて評価し、必要なデータを詳細に保持できる。
・音声入力モード愛記システムを立ち上げ、①カテゴリー選択、②次元の生命体選択、③行動内容、さらに相手を特定してから④投稿という作業を、何とか1つの作業で終わらせることができないか?と考えるのだ。そのためには、生成AIと連携するのが早いのであろう。音声入力モードで、上記のようなことを網羅して話しかければ良いのかもしれない。すると、AIが自動処理してくれるということになるのだろう。
例えば、「”愛記システム”を立ち上げ、科目は、Lv5:”本音で話す”を選択し、次元は、”3次元:○○会社”を選択し、内容は、”あなたはどの立場でその発言をしているんだ!もっと自分の立場を考えろ!”と記載し、”NFT化”して!」と頼めば良いのかもしれない。
このNFT化された行動がQRコードやURLになってくれば、これで1ステップの作業となる。目の前に相手が居るのなら、このQRコードを相手にかざして相手が読み込んでくれるかどうかだ。目の前に相手が居ないのであれば、URLを相手に渡して相手が読み込んでくれるかどうかだ。読み込んでくれれば、NFTを受け取ったことになるような仕組みにすればよい。こんな設計にできれば良いと考える。
このシステムは、音声入力を利用してユーザーが行動を記録し、NFT化し、相手に共有するまでのプロセスを1ステップで完了させることを目指している。具体的には、ユーザーが音声で「愛記システム」に対して指示を出し、生成されたNFTをQRコードやURLとして相手に渡すことができるようにする。
・要件定義
- 音声入力の処理
- 行動の記録(カテゴリー、次元、行動内容の指定)
- 行動のNFT化
- QRコードおよびURLの生成
- 相手への共有
- 音声認識の精度
- セキュリティ(データの保護、暗号化)
- 可用性(システムの稼働率)
- パフォーマンス(取引の処理速度)
-
アーキテクチャ設計
- 音声入力モジュール
- 行動記録モジュール
- NFT生成モジュール
- QRコード/URL生成モジュール
- 共有モジュール
- 実装例
以下のPythonプログラムでは、音声入力から行動の記録、NFT化、QRコード/URL生成までを行う。
・音声入力処理
まず、音声入力をテキストに変換するためにSpeechRecognitionライブラリを使用する。
import speech_recognition as sr
def recognize_speech():
recognizer = sr.Recognizer()
with sr.Microphone() as source:
print("Say something:")
audio = recognizer.listen(source)
try:
text = recognizer.recognize_google(audio, language="ja-JP")
print(f"You said: {text}")
return text
except sr.UnknownValueError:
print("Google Speech Recognition could not understand audio")
return None
except sr.RequestError as e:
print(f"Could not request results from Google Speech Recognition service; {e}")
return None
・行動記録とNFT化
次に、認識したテキストからカテゴリー、次元、行動内容を抽出し、NFT化する。
import hashlib
import qrcode
import json
from ecdsa import SigningKey, NIST384p
class LoveAction:
def __init__(self, category, dimension, content, sender, receiver):
self.category = category
self.dimension = dimension
self.content = content
self.sender = sender
self.receiver = receiver
self.timestamp = datetime.utcnow().isoformat()
self.transaction_id = self.generate_transaction_id()
self.signature = None
def generate_transaction_id(self):
data = f"{self.sender}{self.receiver}{self.timestamp}{self.category}{self.dimension}{self.content}"
return hashlib.sha256(data.encode()).hexdigest()
def to_dict(self):
return {
"category": self.category,
"dimension": self.dimension,
"content": self.content,
"sender": self.sender,
"receiver": self.receiver,
"timestamp": self.timestamp,
"transaction_id": self.transaction_id,
"signature": self.signature
}
def sign_transaction(self, private_key):
sk = SigningKey.from_string(bytes.fromhex(private_key), curve=NIST384p)
self.signature = sk.sign(json.dumps(self.to_dict(), sort_keys=True).encode()).hex()
def create_nft(action):
action.sign_transaction(sender_private_key)
nft_data = json.dumps(action.to_dict())
qr = qrcode.QRCode(version=1, box_size=10, border=5)
qr.add_data(nft_data)
qr.make(fit=True)
img = qr.make_image(fill='black', back_color='white')
img.save("love_action_qr.png")
print("QR code generated and saved as 'love_action_qr.png'")
# 鍵ペアの生成(例)
sender_private_key = SigningKey.generate(curve=NIST384p).to_string().hex()
sender_public_key = SigningKey.from_string(bytes.fromhex(sender_private_key), curve=NIST384p).verifying_key.to_string().hex()
receiver_private_key = SigningKey.generate(curve=NIST384p).to_string().hex()
receiver_public_key = SigningKey.from_string(bytes.fromhex(receiver_private_key), curve=NIST384p).verifying_key.to_string().hex()
# 音声入力のテスト
speech_text = recognize_speech()
if speech_text:
# テキストからカテゴリー、次元、行動内容を抽出(簡易版)
category = "本音で話す"
dimension = "3次元:○○会社"
content = "あなたはどの立場でその発言をしているんだ!もっと自分の立場を考えろ!"
action = LoveAction(category, dimension, content, sender_public_key, receiver_public_key)
create_nft(action)
・説明:
- 音声入力の処理: SpeechRecognitionライブラリを使って音声をテキストに変換する。
- 行動記録のクラス: LoveActionクラスを使って、行動のカテゴリー、次元、内容などを記録する。
- NFT化とQRコード生成: 行動記録をJSON形式でエンコードし、それをQRコードに変換する。
- プログラムの実行: 音声入力を受け取り、それを元に行動記録を作成し、NFT化とQRコード生成を行う。
-
この設計により、ユーザーが音声入力で行動を記録し、NFT化されたQRコードを生成して相手に共有する一連のプロセスが簡単に行えるようになる。
これらの項目を包括的に管理することで、愛記システムの透明性と信頼性を確保し、すべての取引と愛の行動が正確かつ改ざんされていないことを保証できる。各項目について詳細な仕様を定義し、システム全体で統一的に管理することが重要である。
いかがであろうか、愛の行動の記録における、データの完全性と一貫性の保証について、ようやくデータの完全性: すべての取引と愛の行動記録が正確かつ改ざんされていないことを保証する、という項目を終えた。これほど項目数が多いとは驚きであったが、20項目すべて必要な項目だ。すべてを基本設計として盛り込んでいくことにする。