話はどうどう巡りになった。
主張する僕に
知らん顔をする彼。
それでも僕には
抜け道があると
思っとった。
会社を続けたい彼にとっては
僕の様な存在は
邪魔者としか思わないはず。
僕の意思を貫き通すか
うまい言い回しができれば
会社を抜ける結果に
話は落ち着くと思った。
正直な気持ちだけをぶつけ
逃げずに話を続けた結果
意思は貫き通せた。
どうやら彼の中で
僕は被害者という風に
捉えられた様やった。
どういう事かと言うと
大分の人が
返金してもらう為に
僕を脅した。
そう考えたみたいやった。
その考えに関しては
YESともNOとも
答えんやったけど
話が転がり出したけん
そのまま
後任の手続きの話をし
ある程度詳細を決める様に
話を進めた。
その他にも
業務上の引き継ぎの話もして
何とか抜けれる結果になった。
それからは
登記変更の為だけに
動きまわる日が始まった。
法務局に何度も足を運び
書類に不備が出ん様に
する必要があった。
長引いて
彼の気分が変わると
また話がややこしくなるけん
スムーズに事を済ませたかったから。
そして後任の人にも
会って実印をもらいに
動きまわった。
投稿/2009年03月26日(木) 02:50