伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」です。


陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)/伊坂 幸太郎
¥660
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【裏表紙から】


「嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、正確な体内時計を


もった女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった。


・・・はずが、思わぬ誤算が。


せっかくの「売上」を逃走中に、あろうことか同じく逃走中の


現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、


仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。


映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。」



【ひとこと】

伊坂氏の代表作「陽気なギャングが地球を回す」です。

10年くらい前に新書版刊行時にも読みましたが、今回は

懐かしさを感じつつ読みました。


やはり面白い。

4人の特異なキャラクターや、これから強盗するというのに

のんきにおしゃべりしているというスリル感のなさ、大胆な

伏線。

リアリティの話をするとアレですが、強盗のコンセプトは

警察を呼ばれる前にことを終らせる、なので警察は活躍しない

ことも逆にリアリティを感じさせます。


従来の伊坂作品よりも会話が増え、ミステリ的な要素もかなり

盛り込まれ、これまでの作品とは一味違ったつくりになっています。

完成度高。

これは自信をもっておすすめできる作品です。


当時から表紙のインパクトはすごかったです。


オススメ度 ☆☆☆☆