KAGEROU

テーマ:

KAGEROUでしたかね。

水嶋ヒロ氏著の作品です。


買うつもりはなかったのですが、

実家で購入してましたので、読んでみました。



いつもの引用は省略です。




テーマが「命」のSFものと言えばいいんでしょうか。

自殺しようとした人間のカラダを買い、必要な人間へ

提供する組織が、主人公に目をつけた、というお話。

深い話ではありません。

文字も大きく200ページほどなので、読書が苦手な人にも

読めると思います。むしろそういう層を狙っているとしか。


「ありきたり」という言葉がぴったりの本だと思いました。

かと言って駄作というわけではなく、登場人物も少なく

読みやすくそれなりのストーリーになっていました。

感動したとか感銘を受けたとかいうものではまったくありません。

なので、100万部売れた本と言われたら首を傾げざるを得ません。



魂のリサイクル(うろ覚えです)だとかいう言葉が、ありました。

自殺しようとする人間の健康な部分を必要な人間へ移植し、

病人を助けていく、そういう話なんですが、えーと

あまり細かく書くとラストのネタバレになるんで書きませんけど

この部分、東野圭吾氏の小説で深く掘り下げたものがあります。


「変身」です。


こちらはサスペンス風味が盛り込まれてますので

読み応えがあるとおもいます。

医療に関するSFですが、興味のある方はご一読。




KAGEROU オススメ度 ☆



余談ですが、売り方がひどい・・・(笑

どこの会社も拝金主義すぎて気分が悪くなりますね。

水嶋氏は俳優というのは隠して応募したとか

ということはポプラ社さんから公表したんでしょうけど

この時点でもう宣伝効果抜群ですよね。

仮に駄作だったとしても、「100万部売れた本」です。

賞金辞退とかヤラセ疑惑だとか、全部出版社の

思惑通りなんだろうなぁ・・・

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