別冊図書館戦争Ⅰ

テーマ:
別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)/有川 浩
¥660
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図書館戦争シリーズのスピンオフ作品です。

文庫化されました。



裏表紙


「晴れて彼氏彼女の関係となった堂上と郁。

しかし、その不器用さと経験値の低さが邪魔をして

キスから先になかなか進めない。あぁ、純粋培養純情

乙女・茨城県産26歳、図書隊員笠原郁の迷える恋は

どこへ行く・・・!?」


ということで、本書は図書館戦争シリーズ本編の

後日談となります。

最初から最後までベタ甘のラブコメ的なお話。

小難しい話はなく気軽に読める内容だと思います。


ひとつだけ。

5章に木島ジンという架空の作家が登場します。

彼の執筆スタイルは、「差別用語とされる言葉を

使わずに、いかに差別的表現を読者に伝えられるか」

ということに重点を置いたもので、表現規制への挑戦を

実行する人物でもあります。

彼のインタビューには、著者の思想・・・といえば大げさ

ですが、表現に対する理想のあり方のようなものが

書かれていました。

うーん、考えさせられるシーンです。


オススメ度 ☆☆☆



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儚い羊たちの祝宴

テーマ:
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)/米澤 穂信
¥500
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米澤穂信氏の短編集が文庫化されました。


裏表紙引用

「夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。

夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。

翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目には

さらに凄惨な事件が。優雅なバベルの会をめぐる邪悪な五つの

事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、

最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たくしびれさせる。」



と裏表紙の説明がちょっと抽象的でわかりにくいですが

ミステリ短編集で、各短編がバベルの会というキーワードで

連結されており、実質的には最終話をまとめとして関連性のある

ストーリーになっています。


「身内に不幸がありまして」


裏表紙にかかれたあらすじの物語です。

名家のお嬢様が主人公のお話。

魔法の言葉ぽぽぽぽーん。


「北の館の罪人」


名家のお嬢様になり得た少女の物語。

ちょっと最後は読めてしまいましたが

ラストの切れ味は鋭い。


「山荘秘聞」


名家に仕える女性の物語。

ミスリードされました。

でも改めて殺すのですね。異常です。

異常者の物語。


「玉野五十鈴の誉れ」


名家のお嬢様とお付の物語。

短編集の中で、もっとも切れ味のいい

ぞくりとするラストを味わえました。

一番好きです。

ミステリ系の名作にかけたネタが各所に

ちりばめられています。

そこまで読書家じゃないのであまりわかりません・・・



「儚い羊たちの晩餐」


全話の総括となるエンディング。

なんというかグロい。

お話はイマイチ。

アミルスタンの羊、意味はわかりますが

元ネタを理解していればもっとピンと来るものなのでしょうか。

それも次回作へ繋げるような終わり方でもあります。



米澤氏の読書量に感服。


オススメ度 ☆☆☆





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ルーンの子供たち 冬の剣 5 新書版です。


ルーンの子供たち 冬の剣 5 (Next novels)/ジョン・ミンヒ
¥900
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帯引用


「剣技を競うシルバースカル大会の出場を決意したボリスは

その出発を前に、異世界へ足を踏み入れてしまう。

ボリスの眼前で繰り返されるのは、伝説の剣を持つ者たちが

たどった、悲しい記憶・・・剣を持つことが己の破滅を導くことだと

知ったボリスは・・・・・。」



というわけで、新装版ルン子5が発売されました。

イソレットとボリスのらぶらぶストーリーです。

出場が危ぶまれたシルバースカルでしたが

なんとか参加し、様々な思惑から見事に乗り切りました。


シルバースカル大会に観客として登場した「ルシアン・カルツ」

最高です!

また、大会ではオルランヌ異変のため、途中棄権してしまいましたが

シャルロット・ビエトリス・ド・オルランヌ、「イスピン」も参加。

サイバーと書かれていましたが、細剣での参戦でしょう。

大会をフォンティナ城から見下ろす「クロエ・ダ・フォンティナ」

終盤で活躍する「イザク・デュカステル」ゲーム版では

「イサック」ですが、めちゃ強い・・・・。


と、メインキャラの出演で思わずニヤついてしまいます。

さて、忘れられかけている伝説の剣の相方も動き出しました。

どうなるんでしょうか、次巻8月20日発売だそうです。

楽しみです!



オススメ度 ☆☆☆☆



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