犬はどこだ

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犬はどこだ (創元推理文庫)/米澤 穂信
¥777
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米澤穂信氏の長編ミステリシリーズです。

文庫版は、創元推理文庫より。



例によりまして、裏表紙より引用


「開業にあたり調査事務所《紺屋S&R》が想定した業務内容

は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。

それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。

しかも調査の過程で、このふたつはなぜか絶妙にクロスして・・・

いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の

私立探偵、最初の事件」



日常の謎解きを扱った作品が多い中で、

本作は本格的なミステリ要素を含みつつ

従来のあまり殺伐としない雰囲気を持った、

ハイブリッドな作品でした。


主人公は私立探偵。でも専門は犬捜し。

この設定によく顕れていますねw


助手のハンペーと有能なネット上の相談役GEN。

なかなかに魅力的なキャラクターです。

インターネット絡みのミステリは突然厨二病っぽく

なってしまうものですけども、そこはリアルに、

ネット上の付き合いの距離感みたいなものを

感じられました。


本筋にも、二転三転するストーリーが用意され

2つの事件の絡み、終着点、と久々にページをめくる速度が

上がってしまうほどでした。


続編も考えられているらしく、非常に楽しみなシリーズです。



開業初日から、依頼舞い込みすぎだろうw




オススメ度 ☆☆☆☆



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秋季限定栗きんとん事件

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秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)/米澤 穂信
¥609
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米澤穂信氏・小市民シリーズの第3弾です。

今回は上下巻。長編です。



裏表紙上巻


「あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの

幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った

文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には

揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」

みたいな日が来るとは。実際、まるで思っていなかったのだ。

それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解き

を繰り広げていまい・・・」



下巻のあらすじは省略です。



さて、いちごタルト事件から読んでる方々はご存知でしょうが

主人公である二人は袂を分ってしまいました。

お互いには新しいパートナーができます。


最初はそれなりに各々楽しんでいた二人でしたが・・・

ある事件に絡んで、お互いのパートナーから不審の目が。

日常の謎解きに絡めて、本筋のストーリーも読み応えが

ありました。

小鳩の友人の健吾。今回もなかなかにすばらしい活躍。

小鳩に影響されたのか、弁舌のふるいも堂に入った感じで

頼れる新聞部部長といった感じ。


モトサヤというのはちょっと違うかもしれませんが

小市民となりえなかった二人は、再びともに歩み始めます。

長い遠回りでした。


小山内さんのお菓子作りの知識量はハンパない。

冬季限定品も楽しみに待つとしましょう。


上下巻だと知らずに下巻だけ買って帰って愕然としました。


オススメ度 ☆☆☆☆




秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)/米澤 穂信
¥609
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夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)/米澤 穂信
¥600
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夏季限定トロピカルパフェ事件


米澤穂信氏のスイーツなシリーズ第2弾です。




あらすじ引用


「小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を

獲得せんと希求し、それを妨げる事々に大して断固として

回避の立場を取るべし。賢しらに名探偵を気取るなど

もってのほか。諦念と儀礼的無関心を心の中で育んで

、そしていつかつかむんだ、あの小市民の星を!

そんな高校二年生・小鳩君の、この夏を左右するのは

〈小山内スイーツセレクション・夏〉!?」



日常の謎ミステリシリーズの第2弾です。

今作も小山内さんと小鳩君のおなじみの漫才が堪能できます。

ただし、二人の関係には変化が・・・。


小鳩君の友人・堂島も今回は大活躍。

しかし小山内さんは腹黒過ぎます・・・。

さすがの小鳩君もどん引きでした。


「りんごあめの概念を一段上へ押し上げる」に足る

おいしさ。

のりんごあめってどんなんだ、気になる。



オススメ度 ☆☆☆

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