都市計画  | 人生ピロピロその他諸々

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おっさんのjazz piano練習日記メインってことで始めたけど

とりあえずは雑記帳って事で手打っといてください。

国立昭和記念公園。


たまに時間が作れると僕は
携帯灰皿、読みかけの文庫本、iPodnano、

それと多少の憂鬱などを もってこの場所に行き、
何をするでもなく日がな一日などを過ごしてみたりする。


公園の西側に、線路沿いから五日市街道まで
南北に抜けている南北道路が走っている。
それを五日市街道へ向かう形で北へと歩くと
右手東側に、目線のすこし上辺りにモノレールの線路が走っている。

そして視線を落とすと、南北道路とモノレールの線路に挟まれた区画に
南北300m程に亘り舗装されていない芝生の中に

ランダムに建てられた白くて硝子張りの大小様々の大きさの建物が

これまたランダムに立ち並ぶ木の間から見える。

全て低層の、1階或いは2階建てまでの建物で統一されている。
大きさ形状こそまちまちのそれらは全てが蟻の巣の如く繋がっている。


ここ最近高層化計画が打ち出されているこの地域にあり、

一際低層地域になっているそこは、

総合アート施設


という位置づけで括るのが似合うような施設だ。


敷地の内外を示唆するような柵などはなにもなく、
散歩途中の人達が敷地内のベンチに腰をかけていたり、
何人かの若者がラジカセで音楽を流して踊っていたり、
向かい合って互いに違う本を読んでいるカップルがいたり。。。


道路とその敷地の確実な区別は作られていない。

各建物は様々な施設に分かれている。
ミュージアムが中心ではあるが、カフェや葉巻バーといった

変わった施設や、ミニシアター、劇場、ショップ、レコーディングスタジオ、
リハーサルスタジオ、ライブスペース.....


といった具合にアートに関連しながら多岐に亘って派生していっている。
イメージとしてはまさに蟻の巣だ。


土の中ではなく、地上にあって、何処の建物でも
太陽光が降り注いではいるが、蟻の巣のようなのだ。


僕はその中の東側の劇場の真横に位置する
カフェがお気に入りだ。

今時、禁煙ではないのでとっても助かっている。
公園が飽きると、いつも此処へ来る。

壁にはエゴン・シーレやら、クリムトやらの作品が

雑然と掛けられている。

スタッフはきっと近所の大学生のバイトさんだろうな。
わりと方向性などバラバラな音楽が行く度にかかっている。

劇場側に面した壁だけは硝子張りではなく、
白い壁になっていて、夜になると夜になるとその白い壁面が

スクリーンとなり無声映画のフィルムが映し出される。

近所に住んでいるだろう老夫婦、僕のような暇つぶしにきた
社会的位置づけの難しい者、スタジオ利用者、

アート巡りに来たと思われる団塊世代のミニツアーご一行様。


こんな感じで別段利用者に一定の方向性もない。

地下には駐車場も完備されている。
車で来てふらふらと一日、外だか建物の中だか

判らなくなるような各施設を巡りながら
点在するカフェやレストランで休憩中の休憩をする。


といった、とてつもなく呑気な時間を過ごせる。





あの場所にそんな施設が本当に建ったら素敵だろうな。

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これは仲間内の建築学科のヤツの卒業制作の構想。
その構想の中で勝手に僕が色々な施設やら、

カフェのイメージを重ね合わせて作ったフィクション。

とっても現実離れしててw

でも素敵な都市計画だなと

とても感服した。


誰の眼に触れずとも立派な構想だ。

理想ってやつはしっかり持っていたいものだ。

夢なんていう前時代的に錆付いた言葉じゃない。


「そういう理想を持っている」


それはとても素敵だ。