奇作 土門秀明「Live in Tube 」制作裏話 その6 | ニューヴィンテージ・レコード

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レーベルマスターの徒然日記


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マー君がヤンキースに決まりましたな~~!すごい金額です。

昨年度の登板回数を元に1球に計算するとなんと、1球投げるごとに70数万円だそうです!

私も小学生の頃、少年野球チームに入っておりまして、市民大会で優勝した事があります。実は私、「ピッチャー」なんですよ!優勝胴上げ投手です。

この頃が人生で一番ピークでした。ガハハ!(苦笑)



レーベルオーナーです。


はてさて、昨日おサボりしたので今日は書きます。土門秀明「わがまま人生 管理法」!

おっと、違いました。土門秀明「Live in Tube」制作話!


確か、前回は地下鉄での録音方法を軽くご紹介しました。

今日は裏方仕事の最たる事をご紹介したいと思います。それはなぜかって??私も「働きました」と言う事を知っていただきたいからです(笑)。一部では「悪徳プロデューサー」と言われておりますが、悪徳もなにも、そんなに儲かりませんので悪徳になりようがありません。
ピンハネした金で渋谷にビルでも建てたいです。(苦笑)



さて、以前ソロギターアレンジャー南澤さんへの使用許諾申請の話しをしたかと思いますが、実は、楽曲を使用する場合はその他にも許諾を取らなくてはいけない事があります。

その一つはJASRACです。日本音楽著作権協会と呼ばれているものですね!

この団体について簡単に説明しますと、作詞者作曲者等権利者の権利を管理する団体です。
つまり、自分で作った作品(曲)が第三者に使用される場合、自分で管理すると手間(使用許諾の授受や料金徴収または違法使用の摘発等)が大変ですので、多くの権利者はJASRACに管理を依託しております。

我々第三者が他人の楽曲を使用して録音・出版を行うときはJASRACに使用許諾申請をし、許諾が降りてから使用する事になります。もちろん使用料が発生します(俗にいう著作権料ってやつですね)

簡単にいうと「◯◯さんの曲を演奏し、CDにしたいんですけど、大丈夫ですかね~~~?」
「大丈夫ですよ~~。じゃあ使用料はこんだけ掛かりますよ~~~。許諾番号を交付しますので、CDジャケットに記載してくださいね~~」

なんて感じです(こんなにフランクではありませんが、、、。)


そして、JASRACに依託していない権利者(楽曲)の曲を使用する場合は、その権利者に直接交渉し使用許諾を得ます。

JASRACについては色々と異議がある方もいらっしゃいますが、現状がそうなっている以上我々はそれに従うしかありません。


JASRACに関してはこれで終わりです。


ところが、「Live in Tube」のように他人の楽曲を使用する場合は、JASRAC申請とは別にカバー申請というものがあります。

これは、楽曲の権利者(権利者本人や音楽出版社等)へ「貴社が保有している楽曲のカバー曲をCDにします。許可出ますか?」と申請するものです。

JASRACはその曲を使う場合の使用許諾と料金徴収が主です。つまり、楽曲をどのように編曲しているかどうかは審査しません。
よって、編曲されたカバー曲がJASRAC許諾されたからと言ってその編曲が権利者の承諾を得ているかどうかは別の話しとなるのです。


そんなこんなで権利者へのカバー申請もします。

これがまた面倒臭い(失礼)んですよ!

JASRACは全曲まとめて申請すれば良いのですが、カバー申請は各楽曲の権利者へ個別に申請します。当然ながら申請用紙も別々です。

日本の権利者・出版社ならまだしも海外の権利者の場合は本当に大変です。

それに1曲が1社とも限りません。1曲の権利を数社で保有している事も多いです。

マジ面倒臭いです。

中には演奏したものを録音して送ってください。と言う場合もあります。要は「楽曲のイメージが損なわれていないかどうか」が問題です。
作曲者が3拍子のバラードで作っているのに、パンクロックになっていたら、、、、。歌詞が勝手に変えられていたら、、、、。

本格録音した後に許諾が降りなかったら大変です。ヘコむどころではありません。よって必ず事前に申請します。

ちなみに、編曲そのものは個人の自由です。
ただし、その編曲したものをCD等で販売したり、コンサートなどで演奏するとなると話しは別ってやつですね!


*JASRAC及び各社カバー申請については、上記で記載した内容が全てではありません。詳しくはJASRAC及び各音楽出版社へお問い合わせ下さい。


「Live in Tube」はもちろん候補曲を全曲事前申請しました。
土門氏の場合は全曲外国曲ですので、むっちゃ大変だろうな思いましたが、多くの楽曲は日本の出版社に申請すればよかったので思っていたほどの手間は掛かりませんでした。でも大変ですよ!
一部やばい曲とかがありましたので収録しませんでした。
その曲名は内緒です。

一般の方には興味ないかと思いますが、CDジャケットの最終ページにレーベルコピーという各曲の年号と権利者が明記してあります。


これで「Live in Tube」の権利関係は全てクリアしました。

あとは土門氏の素晴らしい演奏を待つのみです。


ここで収録予定候補曲の中でボツになった曲についてお話ししたいと思います。(やっと裏話っぽくなったでしょ?)

まずは「Yesterday」。言わずと知れたビートルズの名曲です。

土門氏のレパートリーの中でも評判がよいそうなんですが、ボツにしました。

その理由は簡単!

意外と普通だったから(土門さんすいません)

曲はもちろんですが、演奏も素晴らしかったんですよ!

でも、この曲って結局はあのまま(原曲)なんですよ!ある意味意外性がないんですよ!
ライブとかであればありなんですが、CDとして考えるとなんか手が出ませんでした。それだけ「Live in Tube」の収録楽曲候補は意外性にとんだ内容でした。

確かにCDジャケットに「Yesterday」と書いてあれば1枚でも多く売れたかもしれませんが、それ以外の曲の意外性(土門サウンド)と比較すると普通なんですよね~~~!

だからボツりました。

偏屈者ですいません。また「Yesterday」を楽しみにされていた方、すいません。私の独断と偏見です。(苦笑)


そして、その次は、、、、、。


あっ、11:30だ!今日は昼一番で打ち合せだから早飯します。

この続きはまた後で、、、、、。


See  you.




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