ご当地・温泉トラフグで広がる夢 “海なし県”の養殖ビジネス

	こんにちは！お昼のニュースです！ これでトラフグが安く食べれるかもしれませんね(n‘∀‘)η

　“海なし県”の栃木県で温泉水を利用した「温泉トラフグ」の養殖に取り組む「夢創造」。４年前に５人の研究会から始まった町おこし事業は、年間２万５０００匹のトラフグを養殖し、通年出荷する養殖ビジネスに成長した。養殖プラントを販売し、技術的な指導も行うフランチャイズ事業を展開。全国に“ご当地”温泉トラフグが広がりつつある。



　栃木県北東部、茨城県と県境を接する人口約１万８７００人の那珂川町。産業といえば林業や農業が中心で、職場を求めて若者たちが流出し、過疎化が止まらない。「このままでは限界集落になってしまう。過疎化の流れを少しでも食い止めたい」。そんな危機感から野口勝明社長が町おこしとして考えたのが、トラフグの養殖だった。



　野口社長の本業は水質や土壌の調査会社。那珂川町は名湯として知られる馬頭温泉があり、温泉の塩分濃度を調べると生理食塩水（０．９％）に近い０．６～１．３％。有害物質を含んでおらず「海の魚が養殖できるかもしれない」と思いついた。採算を考え、商品価値の高いトラフグを養殖することに決めた。



　最初は社長室に水槽を並べ、ペットのようにトラフグを飼った。手狭になると、会社のガレージを改装して水槽を置き、１００匹ほどを育て、温泉で養殖が可能なことが分かった。その後、栃木県水産試験場などの技術支援を受けながら、地元企業の仲間５人で「那珂川町里山温泉トラフグ研究会」を結成する。町も廃校となった小学校を養殖場として無償提供するなど協力。教室に水槽を並べての本格的な養殖が始まった。



　ただ、商品化するために課題となったのが味だった。試食会でアンケートをとると、「身が軟らかい」「水っぽい」などの回答。そこで、東京大学大学院の金子豊二教授に相談し、味の改善のための研究を続けた。その結果、塩分濃度を一定の時間だけ引き上げることで、うまみ成分が最大になることを突き止めた。さらに、温泉水の養殖では、海水より塩分が薄いためトラフグが体内の塩分を調整するエネルギーを使わずに済み、海での養殖よりも半年早く成長することも分かった。１年ほどで出荷でき、餌代などのコスト削減につながった。



　価格は１キロ約３５００円。海水養殖より５００円以上安い。温泉トラフグの養殖・加工、販売などを行う「夢創造」を設立し、昨年７月に初出荷した。現在の養殖場所は那珂川町の隣の那須烏山市にあるスイミングスクール。同社が施設を買い取り、プールを水槽に使用。初出荷当時より１万匹多い、２万５０００匹を養殖している。「温泉トラフグ」を商標登録。販売は那珂川町、栃木県内、県外ごとに計５０のホテルや旅館、割烹（かっぽう）料理店などが加盟する「共販会」を組織し、別なトラフグを温泉トラフグとはしないことなどを条件に会員に限定している。



　さらに、養殖プラントのフランチャイズ事業を全国に展開。温泉トラフグの養殖を希望する場合、まずは温泉を同社に送ってもらい分析。飼育試験も行ったうえで販売する。工事費込みで１２００万円ほど。他の養殖プラントと比べ８分の１程度の価格だ。全国から問い合わせがあり、東日本大震災の津波で被害を受けた福島県や茨城県などの漁協からの引き合いがきているという。すでに北海道や山形、福島、長野、静岡、福井などの温泉地で養殖が始まっている。「全国に温泉トラフグを広げブランド力を強化したい」という野口社長。「今後、産卵した稚魚から育てる完全養殖を行い、那珂川産のトラフグも誕生させたい」と夢は尽きない。（伊澤利幸）



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引用：ご当地・温泉トラフグで広がる夢　“海なし県”の養殖ビジネス

	いいんじゃない！トラフグが美味しく食べれるなら言う事ないわよ！、、、トラフグがアタシに似てるっていいたいでしょ？そうなのよ、トラフグの顔見ちゃうと食べられないのよ！

	フグと言えば、アタシ！ フグ田サザエでございます(n‘∀‘)η んが、んん、、(ﾟＡﾟ;)