中国人がベトナムに工場を移す理由 | 中国広州、工房日記。   

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05年に貿易業として起業した後、08年の春には広州で工房を作りました。日々の事を交代で書いております。主に中国ビジネス、中国ニュース等、中国に関わる事がメインですが、よく脱線もします。どうぞよろしくお願いします。http://actcs.co.jp/


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昨日は朝から深センの郊外の光明の工場を2社訪問しました。
1社は、もう発注がほぼ決まっているスポンジ作ってる会社です。
もう1社はまた別の生活雑貨の会社で、こんな遠くまで行くので、ついでに訪問したのです。

 工場訪問をする理由は、2つあります。
①ホントに工場が存在してるか確認する。
②担当者に直に会う。

最近は減りましたが、工場無いのに、工場を持ってるようにHPで見せかけている会社はまだまだ多いです。担当者も一度会っておくと、やはり対応が全然違います。
今日行った2社はシッカリした会社でした。

新幹線で広州に戻るのが便利と聞いていたけれど、光明城の駅で停車する列車が極端に少なく、2時間半もぽっかり時間が空いたので、2社目のまだオーダーするかどうか決まって無い工場の社長が気をつかって、御飯を食べに連れてってくれました。

湖南省の田舎から出てきて、工場を0から作って、色々苦労している社長さんだったので、話をしていて面白かったです。以前は輸出が多かったけれど、今は中国国内市場向けのオーダーが多いそうです。それで、今後の広東省の軽工業の製造業がどうなるか、意見を交換しました。その中で、面白かったのがタイトルに書いた『中国人がベトナムに工場を移す訳』です。

賃金の問題なら、中国の内陸部に移してもいいわけだし、東南アジアに移しても、結局材料手配を考えるとまだまだ中国で作った方が安い事も多いです。しかも、外資企業なら分かるけど、何故中国人があえてベトナムに行くのか?理由は、アメリカなのだそうです。ベトナムからの輸出だと、アメリカに入る時に税金が0になるそうです。中国からだとアメリカでの税金が高いのだそうです。

昨日戻ってきて、同じ内容をFBにUPしたら、ベトナム在住の友人からコメントがありました。ベトナムは、中国との輸出競争に打ち勝てるようにいち早くTPPに加入したそうなんです。だから、関税が0なんだそうです。ただ、ベトナム国内でアメリカの安い農作物が入って来るのを危惧する声が今あがっていて、その流れで、日本の農業技術を導入、っていう話も多いそうです。

そういう社長も、色々どうしていくか将来を考えているそうで、今はとりあえず国内市場に焦点を絞るが、将来は東南アジアに工場作る事も視野に入れるのだそうです。日本市場に関しては、縁があったら協力できるかもね、と話して分かれました。ぽっかり空いた時間でしたが、却って充実した時間を過ごせました。L総経理ありがとー!

 写真は、スポンジ工場のPUスポンジの作成現場と光明城の新幹線駅です。周辺は何もないので、要注意です。

 

PUの生産ライン。今回の商品はPUではありません。

 

ちゃんとした工場でした。日本向けの骨盤矯正のクッションとかもサンプル室に展示してあって、1つ欲しくなりました。
 

  

高鉄(新幹線)の光明城駅。

  

11時の次が14時ってどうよ・・・。

  

周辺は何の施設もありません。行く事が有る方は要注意です。

By ㈱アクトシス 松岡  

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