みなさんこんにちは!長崎東吹奏楽部です。
今回は7月22日、23日にアルカス佐世保にて行われた長崎県吹奏楽コンクールについてお伝えしたいと思います!
私たち東の出番は1日目、22日の1番最後でした!
そのため、午前中みんな学校に集まって練習をした後に移動して本番という流れでした
約1時間半、バスに乗って移動し、会場であるアルカス佐世保に向かいます。
その間、部員同士でメッセージ交換をしたり、全員で課題曲と自由曲を先生の指揮に合わせて歌ったりして、本番のステージに向けて心を一つに気合を上げていきました!そしていよいよアルカス佐世保に到着。
今回私たちがコンクールで演奏した曲は…
●課題曲「ペガサスの夢」課題曲:ペガサスの夢
この曲は、トランペット奏者である水口透さんによって作曲されました!
8分の6拍子の軽快なリズムで、私はこの明るく華やかな曲を聞いていると、華麗に羽ばたくペガサスを思い浮かべます
冒頭ではトランペットとサックスの華やかなメロディ、クラリネット、フルートの軽やかな16分音符、低音と中低音の力強く、リズミカルな掛け合いを楽しむことができます
伸びやかなサウンド、細かく繊細なサウンド、堂々と迫力満点なサウンド…と、場面によってたくさんのサウンド、響きを楽しむことができるので、この一つの曲の中で様々な想像をすることができます!
この曲を聞くことで、きっとあなただけのペガサスに出会えるに違いありません
自由曲:歌劇「トスカ」より
題名である「トスカ」は、この物語の主人公である女性です。1900年にプッチーニによって1800年のローマを舞台として作曲されました!
冒頭の力強い低音の伸ばし、その中を突き抜ける他の管楽器の鋭く通る音、シンバルの深い響きは、この壮絶なオペラのオープニングにぴったりです!
曲が進んでいくにつれ、次々と休む間もなく様々な響き、曲想の波が押し寄せてきます!
先ほど紹介した冒頭が終わったと思ったらすぐにやってくる、冒頭同様迫力あるシンコペーション、かと思ったら徐々に迫ってくる木管楽器の深く引きずるようなサウンドのダイナミクス、そしてこらえていたものが湧き上がってくるように盛り上がっていき、迎えられる豊かでかつ華やかな響き…
トスカの感情、彼女を取り巻く環境の激しく、儚く、収まることを知らない様々な波をこの曲の中で感じることができるはずです!
そしてその波がおさまるとき(トスカが自殺したとき)の曲で、ユニゾンで一旦全ての音が1つにまとまったあと、そこからまた響きが増えていき最後、冒頭のような鋭く力強い音でこの曲は終わります。
コンクールメンバー、1人も欠けることなく全員で本番を迎えることができました!
そしてたくさんの方々の想いを胸に、12分間のステージに上りました。
そしてコンクール2日目。
学校で練習した後、2日目の表彰式のため再び佐世保に向かいました。
結果から言うと九州大会には進めませんでした。
悔しいものになってしまいましたが、それでも私たちの高校3年生を中心とした並外れた努力は本物であったと自信を持って言えますし、12分間の本番のステージも本当に充実したものでした。
結果を聞いた後学校に戻り、これまでの自分たち、先輩方、後輩たち、保護者のみなさん、そして先生方の間で笑顔と共に飛び交っていた、心からの「おつかれさま」「ありがとう」の声を聞いたとき、私はここの吹部に入って良かったと心から思いました
まずはこれまで私たちを応援してくださった全ての方々へ、本当にありがとうございました!
今回の経験を通して東ブラスはさらに進化していくことでしょう!
これからもみなさんに「生命ある音」を届けられるよう精一杯がんばっていきます。
応援してくださると嬉しいですよろしくお願いします!
今回のブログはここまでです!
最後まで読んでくださりありがとうございました