こんにちは、香水好きのみなさん。

 

今日の素敵なボトルは

シィ パシオーネ (ジョルジオ アルマーニ)と

アルテミジア (ペンハリガン)です。

 

どちらも『名香』で紹介したばかりですが

今日はボトルに焦点を当ててお話します。

 

 

◆シィ パシオーネ (ジョルジオ アルマーニ)

 

ブラックカラントやバニラの甘い香りで、

赤いボトルに黒いキャップがついた情熱的なボトルです。

 



シィ パシオーネ (ジョルジオ アルマーニ)は、

力強く自立した女性のためのフルーティーフローラルの香水で

情熱的なアルマーニレッドのボトルには

自信と誘惑、強さを表現する

ポジティブで官能的な香りが詰まっています。

香りは、

ピンクペッパーのスパイシーさとブ

ラックカラントネクターの甘さが

興奮の熱を感じさせるトップから始まります。

 

ミドルには、

ローズとヘリオトロープ、

ジャスミンのフェミニンな花々が

幸福感を漂わせます。

 

ラストは、

バニラとシダーウッドの温かみと

官能性が恋のときめきを表現します。

 

ボトルは、

シィシリーズと共通したデザインで、

カチッとしすぎないゆるやかなカーブを描くフォルムに、

ネック部分にはゴールドのリングがはめこまれています。

 

スタイリッシュな雰囲気の中にも、

ゴールドリングやレッドにどこか保守的な

女性らしさも感じられます。ボトルの形は、

 

女性の曲線を表現したようなデザインです。

自分をはっきりと表現したい女性におすすめの香水です。



◆アルテミジア (ペンハリガン)

 

バニラやニルバーナの甘く濃厚な香りで

ボウタイがついたクリーム色のボトルです。

 



アルテミジア (ペンハリガン)は、

フルーツと花のブレンドが甘くパウダリックに香る

フェミニンな香水です。

 

17世紀に活躍したイタリアの女性画家、

アルテミジア・ジェンティレスキに

インスパイアされた香りで、

ネクタリンとジャスミンティーと

バニラがミステリアスな印象を与えます。

 


自画像

アルテミジア・ジェンティレスキ


香りは、

ネクタリンとグリーンアップルの

爽やかなトップから始まり、

スミレ、シクラメン、スズラン、

ローズのフローラルブーケが中心に広がります。

 

ラストには、

ハチミツのかかったバニラと、

あたたかみのあるスパイス、

そして、かすかに香るアンバーとムスクが

女性らしい繊細さを演出します。

ボトルは、

ペンハリガンの伝統的なデザインで、

ゴールドのリングがネック部分にはめこまれています。

 

カラーは、アルテミジアの花のような淡いグリーンで、

優しく清潔感のある印象です。

アルテミジアは、自分の個性を大切にする女性に

おすすめの香水で

エンディミオンという男性用の香水との

相性も良いと言われています。