こんにちは、香水好きのみなさん。

今日の名香はパコ ラバンヌ レディ ミリオンです。

 

パコ ラバンヌというブランドは

日本ではあまりなじみがない名前ですが

欧米では人気のある香水ブランドの1つです。

 

パコ ラバンヌは

1966年にファッションデザイナーの

パコ・ラバンヌが設立したブランドで

メタル素材を使った斬新なファッションで有名になりました。

 

1969年からは香水も展開し

伝統にとらわれない大胆でモダンな香りやボトルが特徴で

ワンミリオンやレディミリオンなどの人気シリーズがあります。

 

 

◆エピソード

 

Paco Rabanne Lady Million (パコ ラバンヌ レディ ミリオン)は

2010年に発売された

フレッシュ・フローラル・ウッディ調の女性用香水です。

 

ゴールドと富をテーマにした

男性用の「ワンミリオン」に対する女性版として、

ゴールド・ダイヤモンドのボトルに詰められたこの香水は、

華やかでセクシーな魅力を放ちます。

 

   ワンミリオン

 

 

◆調香師・香りの構成

 

この香水の調香師はアン・フリッポという女性で

彼女は「オレンジ・フラワーの香りに、抵抗できる男性はいません。

だから、私は、究極の兵器としてこの香りを使用しました」

と語っています。

 

彼女は、ベアトリス・ピケ、ドミニク・ロピオン、

ブルーノ・ジョヴァノヴィックという3人の調香師と共同で

2年の月日をかけてこの香水を完成させました1。

 

香りの構成は、

 

トップノート:

ネロリ、アマルフィ・レモン、ラズベリー

 

ミドルノート:

ジャスミン、アフリカン・オレンジ・フラワー、ガーデニア

 

ラストノート:パチョリ、ホワイト・ハニー、アンバー

 

甘くフルーティーなトップから始まり、

フローラルでフェミニンなミドルに移り、

ウッディでセンシュアルなラストに終わるという、

コントラストのある香りの変化が楽しめます。

容量と価格は、50mlで9,800円、80mlで14,000円で

通販やセレクトショップで購入できます。


◆評価・口コミ

日本での評判や口コミとしては、

平均評価は7段階中6.0となっています。

 

好きな人は

「甘くて華やかで女の子らしい香り」

「香りの持続力がある」

「男女問わず好評」

「ボトルが可愛い」

という感想を寄せています。

 

一方で、嫌いな人からは

「甘すぎて頭が痛くなる」

「個性がない」

「香りが強すぎる」

「ボトルが使いにくい」

という意見があります。

 

好みが分かれる香水ですね。

調香師のアン・フリッポが

オレンジ・フラワーを究極の兵器として

使ったと言われるこの香水。

 

男性を虜にするかもしれません。