⑤不登校・ひきこもりの子供のゲーム没頭・昼夜逆転はなぜ起きるのか？　適切な対処法とは？

(一部添削、再掲)

おはようございます。

今回は、なぜ親が

“ゲーム没頭”、“昼夜逆転”の本当の理由を理解して、適切な対応をするためにはどうしたらよいのか

について書かせていただきますね。

少しでもご参考になりましたら嬉しいです。

＊下記の過去記事を先にお読みいただいた上で、

今回の記事をご覧下さいね。

　 ①　子供はなぜタブレット、ゲーム機、ゲームソフトを欲しがるのか？

　 ②　ゲーム没頭、昼夜逆転を強制的に止めさせようとしても逆効果？

　 ③　ゲーム没頭、昼夜逆転の本当の理由を知って、効果的な対応をする！

　 ④　昼夜逆転するから学校にいけないのではなく、学校に行けない苦しみから昼夜逆転になる

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■ 子供たちのリストカット、自傷行為、摂食障害（過食症、拒食症）などの本当の理由は、親の無言の批判や非難を子供が感じている場合が多い

親が実際にはそのようなお気持ちをもっていなくても、

お言葉にしていなくても、

子供たちは学校に行けていない自分

を毎日・毎時、自ら責め続けていますので、

「親はきっと自分がゲームばかりしていることを責めているに違いない、昼夜逆転していることも責めているんだろう…」

と思い込んでいます。

学校に行けないでゲーム（スマホやアニメ、漫画を読む等）ばかりして

苦しみを和らげるしかない自分を情けなく思い、

自己嫌悪、自己卑下の塊になっていますので、

どうしてもそのように受け取ってしまいます。

その結果、子供たちは

ますます自分自信を責めるようになり、

ますます苦しくなり、つらくなり、

心が元気になるどころか、

何ヶ月経ってもさらに落ち込んでいき、

だんだんと立ち直れなくなってしまいます。

そしてやがて、行き詰まった子供は

一日一日生きていることさえ耐えがたくつらいので、

リストカットをします。自傷行為に走ります。

摂食障害（過食症、拒食症）になります。

命を粗末にするようになります。

それもやむを得ないのです。

なにしろ自分を産んで育ててくれた母親と父親に批判され、

心の中で罵倒され（と子供は思い込みますので）、

「ゲームをやるなら学校に行け。昼夜逆転なんてみっともない生活をするな。お前にはうんざりだ。お前なんか生まれなければ良かった。最悪の重荷だ。わが家の恥だ。」

というメッセージを毎日毎日、

子供は誤解して受け取ってしまうのですから。

この点を親がまず最初の段階で

しっかり分かってあげる必要があります。

ゲーム没頭や昼夜逆転が不登校の子供にとっては

治療的な効果があることを認識され、

適切な対応をすることが必要です。

（そうではないだろう、と思いこんでいる親は、子供からゲーム機を取り上げ、昼夜逆転を力づくで止めさればよいでしょう。悲惨な結果を招くことは火を見るよりも明らかです。）

これまでの一連の記事で書いて参りました、

ゲーム没頭や昼夜逆転をせざるを得ないお子さんの

苦しいつらいお気持ちを、

父親であるご主人にご理解いただくのは難しいかもしれません。

必要であればこの記事を

ご主人にご覧いただくといいかも知れませんね。

もちろん、ご主人は猛然と反発されるでしょうけれども、

“ふ～ん、そんな考え方もあるのか”という思いを

少しでもお持ちいただくだけでも良いかもしれません。

（父親は常識的、論理的、合理的、理論的に考える傾向が強く、子供の気持ちを直感的に理解しやすい母親とは異なりますので、傷ついた子供の心の状態を理解することはとても難しいのです。正直なところ、ご主人のご協力をあてにされても期待を裏切られるでしょう(^_^;）

ですが、せめてお母様だけでも

しっかりご理解いただき、

お子さんを守っていただければと思います。

徹底的に好きなだけゲームに没頭させ、

とことん昼夜逆転させて放っておいた子供は、

それだけ早く勉強や学校に復帰できます。

この辺りにつきましては、

当ブログでもご紹介しております、

赤沼先生（心療内科医、小児精神科医）がとてもお詳しいです。

赤沼先生は、不登校・登校拒否の子供の心を深く理解され、

適切なアドバイスをされながら、それこそ文字通り

何千何万というお子さん達のお心を癒していらっしゃる、

数少ない“子供の心の名医”です。

＊まだご覧になっていない方は赤沼医師の「登校拒否研究室」のブログや

　ご著書などをぜひご一読くださいね。

　この辺りについて詳しくご説明され、大変参考になります。

なお、このブログに書いておりますことは、

私たちNewLife個性開発研究所の

カウンセリングの臨床現場におきましても

いつも確認しているところです。

“登校渋り・不登校・ひきこもりを解決するための最優先事項は「どう対応すればいいのか」を調べることではなく、「子供の心をしっかりわかってあげること」です”

具体的な対応法や対処法につきましては、

またブログでも書かせていただくつもりですが、

下記の無料メルマガや当研究所発行のマニュアル（有料）などが

ご参考になると思いますので、どうぞお申込ください。

決して無駄にはならないと思います。

読んで理解するよりは、

直接相談した方がよい、というお母様は、

下記の“無料カウンセリング”をお申込くださいね。

「色々とあっちこっちで調べたり、相談したけど、どうもスッキリしない。いま一つ具体的にどうすれば良いのか分からない…」

とお一人で悶々とお悩みを抱えられるよりは、

当たってくだけろ、ダメ元のお気持ちで

どうぞ無料カウンセリングをお申込ください。

きっと、お気持ちがスッキリされることでしょう。

＊＊＊＊＊

以上、長い記事になってしまいましたが、

少しでもお母様のご参考になりましたら幸いです。

この頃、めっきり寒くなりましたね。

お母様も毎日のお仕事のみではなく

大切なお子さんのご対応で大変だと思いますので、

どうぞお母様ご自身もくれぐれもお体に大事になさってくださいね。

子供にとって唯一の救いはお母様、貴女なのです。

医者やカウンセラーや学校の先生は

大切なお子さんを救うことなどできません。

大切なお子さんは

元気にゲームを楽しんでいるように見えましても、

心の奥では、「ママ、助けて！」と叫んでいるのです。

どうぞ大切なお子さんを貴女の持って生まれた

“母親の無条件で絶体の愛情”で守り、癒し、

元気にしてあげてくださいね。

大切なお子さんにも、

お母様にもお会いしたことはありませんが、

お子さんが１日でも早く笑顔とお元気を取りもどして

自ら喜んで再登校し、さらに大切なご家庭の

楽しい団らんをまたご家族で心から楽しめる日が来ますよう

心から祈り、応援しています。

さあ、お元気を出して、

これからもお互いしっかり頑張って行きましょう！

どんなに困難で先の見えない状況であっても、

必ず解決策はあります！

勇気をもって前進しましょう。

決して諦めたり、立ち止まらないでください。

ゆっくり進んで行けば、濃い霧も晴れてきて、先が見えてきます。

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