(一部添削、再掲)
おはようございます。
今回は、
“ゲーム没頭”、“昼夜逆転”の本当の理由を理解して、
適切な対応をするためにはどうしたらよいのか
について書かせていただきますね。
少しでもご参考になりましたら嬉しいです。
＊下記の過去記事を先にお読みいただいた上で、
今回の記事をご覧下さいね。
クリック → ① 子供はなぜタブレット、ゲーム機、ゲームソフトを欲しがるのか？
② ゲーム没頭、昼夜逆転を強制的に止めさせようとしても逆効果？
＊＊＊＊＊
③ ゲーム没頭、昼夜逆転の本当の理由を知って、効果的な対応をする！
先ず最優先すべきことは、
登校渋り、不登校、登校拒否の子供たちが
“なぜゲームに没頭し、昼夜逆転せざるを得ないのか？”
という本当の理由をただしく解ってあげることです。
子供たちはゲーム機があるから、ゲームに没頭するのではありません。
ゲームに没頭するから、眠れなくなって昼夜逆転するのではありません。
そのようなお考えは
子供の辛い気持ちをまったく理解していらっしゃらない
親の手前勝手な空想に過ぎません。
それも間違った空想です。
間違った理解に基づいた対応は、
当然のことですが、逆効果となり、
子供たちを元気にするどころか、
かえって追い詰め、追い込んでしまいます。
学校に行けない子供たちは、本当に辛く苦しいのです。
地獄の底を這いずり回っています。
いま、お母様が苦悶されている
その耐えがたい苦しみの10倍以上のつらさと苦悩で、
地獄の底をのたうち回っているのです。
毎日学校に行けない自分を責め、
親からいつ見捨てられるか、いつ見かぎられるか、
いつ追いだされるかと、内心、毎日毎時、
怖じ気づき、ビクビクして過ごしています。
見た目のふてくされた態度や元気そうに見えても、
実際には全然元気などではありません。
ウソだと思われるのであれば、
「さあ、あなたは十分家で休んだから、来週から必ず学校に行ってもらうからね！」
と言ってその反応をご覧になれば
すぐにお分かりになります。
論より証拠、です。
疑う方は実際におやりになってみればよいことです。
ここに書いていることがウソでもなんでもないことを
目の当たりにされるでしょう。
ゲームをしたりアニメを見ながら「ハハハ」と笑っているのは、
実は刹那的な笑いであり、
“楽しいから笑っている”のではありません。
でも、遺憾なことですが、
専門家もちゃんと教えてくれないので、
深く心が傷ついている子供の気持ちを
きちんとわかっていらっしゃらない親がほとんどです。
そのような親は言葉に出しては言いませんが
内心では子供を責めています。
「ゲームをやるほど元気があるなら、さっさと学校に行けよ！家でうだうだするな！！」
「学校に行けないなら、せめてちゃんと寝て、朝はちゃんと起きて、飯もちゃんと食え！だらしなく毎日を過ごすな！」
ほとんどの父親や母親はそのような思いで
子供を心の中で批判しています。
これはとんでもない勘違いで、
子供たちは学校に行けないのが苦しくて堪らないのです。
その耐えがたい苦しみを少しでも和らげるために、
ゲームに没頭するしかないというのが真実なのです。
わが子のゲーム没頭を本当に止めさせたいと
思っていらっしゃるのであれば、
まずご自分ががんばって
徹底的に子供の心の深い傷を癒し、苦しみを取り除き、
心からの安心と平和を子供に与えてあげればいいのです。
それこそ子供が心から望んでいることです。
親が自分を学校に行けないで家にひきこもっている
地獄の苦しみから救い出してくれること。
そのような親がいれば、子供は親の言うことを何でも聞くでしょう。
でも、お母様、あなたにそれができますか？
子供の父親にそれができますか？
できない？
親である私たちがわが子の子供の苦しみとつらさを
取り去ることも、和らげてあげることもできないのに、
私たち親に子供を責めることができるのでしょうか？
学校にも行けず、お友達とも会うこともできず、
誰とも話しもできないで、たった一人学校に行けない苦しみ、
苦悩、つらさに必死になって耐えている
子供の地獄の苦しみを和らげてくれれる
数少ないゲームを取り上げるのですか？
無慈悲でありすぎませんか？
多くの場合、私たち親は、
子供の心の傷を癒して元気にしてあげるどころか、
逆に、学校に行けないだけでも苦しんでいる子供たちを
問い詰め、追い詰め、追い込んで、
更に子供たちの苦悩を増しているのでないでしょうか。
（かつては私も不勉強で、子供のために良かれと思っても、実は子供を一層苦しめ、追い詰めていることに気づいていませんでした(^_^;））
私たち親が子供たちの苦悩を少しでも
和らげてあげることができないのであれば、
毎日死にたい思いで苦悩に耐えている子供に
しばしの間だけでも気を紛らわせてあげるゲームを批判するよりも、
“ゲーム機”に私たちは感謝すべきではないでしょうか。
今回の一連記事は、
子供たちの苦しみ、つらさを何とかして
ご理解いただきたいという必死の思いで書かせていただいています。
学校の先生や専門家などは仕方ないとしても、
自分自身の親にさえ自分の苦悩とつらさを
分かってもらえない子供たちが不憫でならないからです。
勢い、率直な表現で書いていますので、
あるいはご気分を害されるお母様やお父様、
カウンセラーさん、相談員さん、お医者さんなどの
専門家がいらっしゃるかもしれません。
個人的にご批判する意図は全くございませんので、
そのような誤った印象を与えてしまいましたら、
心からお詫び申し上げます。何卒ご海容くださいね。
ただ、大人の私たちは年齢と経験で
自らの苦悩やつらさを和らげる術を知っていますが、
子供たちは、たった独りで心の深い傷を抱えながら、
毎日死んでしまいたい思いを抱えながら、
たった独りで心の闇の中でひたすら今日も耐えているのです。
専門家の先生方はもとより、
子供のたった一人の味方であるお母様だけでも、
ぜひとも大切なお子さんが、毎日・毎時、
耐えがたい苦悩とつらさにさらされていることを
少しでもご理解いただければ、本当に嬉しく思います。
結局、学校に行けないで家にひきこもっている
お子さんの味方はたった一人
ー お母様ご自身しかいらっしゃいません。
どうか世界60億の人類すべてがお子さんのことを
見かぎり、見捨てても、お母様だけは絶対に
お子さんを見捨てないで守ってあげてください。
どのような人間でも、
どのような最悪の状況に居ても、誰かたった一人でも
自分のことをとことん信じてくれる人がいれば、
人は必ず復活し、再生し、笑顔と元気を取りもどし、
以前よりも必ず強く逞しく前進できるようになるのです。
＊＊＊＊＊
次回は、
④昼夜逆転するから学校にいけないのではなく、学校に行けない苦しみから昼夜逆転になる
です。わが子の心をご理解を深めるためのご参考になると思います。
次回もどうぞお楽しみに！
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お子さんを決して見捨てないで、
とことん守るお気持ちを
しっかりお持ちいただければ、
お子さんは、早晩、必ず復活します。
お子さんの心の傷が癒やされれば
学校に行くのが恐いトラウマも消えます。
そうなれば
お子さんの笑顔も元気ももどり
誰からも促されなくてもお子さんは
自ら喜んで学校に､
勉強にもどっていきます。
苦労知らずの他の子どもたちよりも
精神的にたくましく、愛情豊かな
夢と希望と生きがいを持った
素晴らしい大人に成長して行くでしょう。
わが子の復活を
勇気と希望を持って
信じて待てば
お子さんは復活し
笑顔で元気に
自ら喜んで再登校する日が
必ず訪れてきます。
お母様、大丈夫です！
必ずお母様もお子さんも
近い将来、笑顔で
今の苦悩と辛さを
懐かしく振りかえる日がきます。
今日も元気に
頑張って行きましょう！！
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