物価高や年末年始に悩むあなたも考えましょう!!日本と世界の食糧事情や食糧自給率の事を!! | 隠された闇情報を分かりやすく暴露する田中弥公夫の新生日本情報局

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いよいよ、今年も師走の12月に突入しました。

 

貴方も貴女も師走の忙しさ、そして年末年始の備えと、忙しい毎日を過ごされているかと存じます。

 

そして、冬にはお餅、クリスマスでのご馳走、年越しそば、そして年始はおせち料理と、多くの食材や食品等が売れる時期でもあります。

そして、その多くが輸入食材や輸入食品です。

 

そのような現状を憂うるかのように、11月25日の夜、東北地方の地方番組としてNHKが、食糧供給の危機を飼料や光熱費等の高騰が食糧生産に与える悪影響を訴えました。

ロシアのウクライナ侵攻により、原油や光熱費高騰、物価高や年末年始に悩むあなたも、単に今日明日の目先の事だけではなく、これからそうあるべきかを共に考えましょう!!

 

 

農林水産省HPが「日本の食糧自給率」の項目を設けて次のように公開しています。

 

『日本の食料自給率

1.令和3年度の食料自給率

 

カロリーベースの食料自給率については、小麦、大豆が作付面積、単収ともに増加したこと、米における外食需要が回復したこと等により、前年度より1ポイント高い38%となりました。また、カロリーベースの食料国産率(飼料自給率を反映しない)についても、前年度より1ポイント高い47%となりました。なお、飼料自給率は前年度と同じ25%となりました。

 

生産額ベースの食料自給率については、国際的な穀物価格や海上運賃の上昇等により、畜産物の飼料輸入額や油脂類・でん粉等の原料輸入額が増加したこと、肉類や魚介類の輸入単価が上昇したこと、米や野菜の国産単価が低下したこと等により、前年度より4ポイント低い63%となりました。また、生産額ベース食料国産率(飼料自給率を反映しない)についても、前年度より2ポイント低い69%となりました。

 

(参考)生産額ベースの食料自給率の分子は、国内生産額(国内生産量×国産単価)から、畜産物の飼料輸入額及び加工食品(油脂類・でん粉・砂糖類等)の原料輸入額を差し引くこととしており、飼料輸入額や原料輸入額が増加すると、生産額ベースの食料自給率は低下します。

 

(中略)

 

2.食料自給率の推移

我が国の食料自給率は、米の消費が減少する一方で、畜産物や油脂類の消費が増大する等の食生活の変化により、長期的には低下傾向が続いてきましたが、2000年代に入ってからは概ね横ばい傾向で推移しています。

 

 

3.食料自給率の目標

令和12年度までに、カロリーベース総合食料自給率を45%、生産額ベース総合食料自給率を75%に高める目標を掲げています。また、飼料自給率と食料国産率についても併せて目標を設定しており、飼料自給率と食料国産率の双方の向上を図りながら、食料自給率の向上を図っていきます。

 

(中略)

 

食料自給率等の目標は、令和2年3月に閣議決定された食料・農業・農村基本計画で定められています。

(以下略)』

 

また、同HPが「世界の食糧自給率」の項目にて、次のように公開しています。

 

『(前略)

 

我が国の食料自給率は、諸外国と比較すると、カロリーベース、生産額ベースともに低い水準にあります。

 

(日本、オーストラリア以外は2019年現在の推計)

 

 

全く、全く、我が国日本の食糧自給率38%とは、情けない現状ではないでしょうか。

ただ、世界との比較では、生産額ベースで食糧自給率を算出するのが良い、とは言われていますが、それでも日本の食糧自給率は63%ですよ。

低すぎます!!

 

ちなみに、2019年での穀物自給率推計で世界一は、「ヨーロッパのパン庫」とも呼ばれるウクライナの440%でした。

ですから、ロシアのウクライナ侵攻は、世界の食糧供給に深刻な打撃を与えているのです。

終戦の見通しすら立たない現状のままでは、来年の日本や世界の食糧事情がどうなるかも不透明です!!

 

 

物価高や年末年始に悩むあなたも考えましょう!!

日本と世界の食糧事情や食糧自給率の事を!!

我が日本の英知を結集して欧米並みの食糧自給率を早急に達成するしかない!!