今でこそ楽しんで会長をやっていますが、初めから好きだったわけではありません。

生まれ住んだ町から大学、就職と10年留守にしました。
結婚を機にふるさとへ戻ってきました。町を歩いていると地元の方から声を掛けられます。
ところがそこに私自身のアイデンティティーが無いのです。

「**さんの息子さんかい?」・・・親の方が顔が広いのは当たり前ですから、これはしょうがない。
「**さんの旦那さん」・・・ヨメさんも子育てサークルを作ったりバレーのチームに入ったり
             しています。すっかり地元にとけ込んでいますからこれも納得。
「**ちゃんのおとうさん」・・・さすがにこれはショックでした。まだ2歳の子どもの方が私より
               認知度が高いのです。

これを機に地元への参加が始まりました。
町内会の体育委員、子ども育成会、幼稚園のPTA・・・現在に至っています。

今ではちゃんと自分の名前で呼んでもらえます。(笑)