みなさん、
こんにちは。
英文法は勉強するのに時間がないという方のために、会話のための最小限の英文法を紹介しています。
今回は、「a fewとfew、a littleとlittle」について学びたいと思います。
どちらも同じではないのか?と思うかもしれません。
でも実は、「a」が付くか付かないかで意味が全く変わってきてしまうのです。
まず例文を見た方が分かりやすいと思うので、見てみましょう。
例文1:
He has a few friends.
(彼には2,3人の友達がいる。/彼には少し友達がいる。)
He has few friends.
(彼にはほとんど友達がいません。)
We had a little snow this year.
(今年は少し雪が降った。)
We had little snow this year.
(今年はほとんど雪が降らなかった。)
上記の例文を見ると、「a」があるかないかで、意味が全く変わってしまいます。
「few」は数えられる名詞に付き、「little」は数えられない名詞に付きます。
また、「few」は「2、3の」または「少しの」という意味で、「a few」は「ほとんど~ない」というnotがつかなくても否定の意味となります。
似たように、「little」は「少しの」という意味で、「a little」は「ほとんど~ない」という、これもnotがつかなくても否定の意味となります。
「few/a few」は「数」に、「little/a little」は「量」に対して使います。
例文2:
We sold a few books today.
(今日は少し本が売れた。)
We sold few books today.
(今日は本がほとんど売れなかった。)
I have a little money now.
(私は今少しお金を持ってます。)
I have little money now.
(私は今ほとんどお金を持ってません。)
このように「a」が付くか付かないかで意味が全然違いますので、よく覚えておきましょう。
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