こんにちは
今回は教わる側、習う側が陥りやすい罠についてお伝えしたいと思います
教える側の罠については
コチラ
何かを学ぶ、習う、教わる機会のある方は、
次のようなことが当てはまらないかチェックしてみてくださいね
① 自主的でない、主体的でない
② 言いなりになる、自分の考えや意見がない
③ 自分に意識が向いていない
④ 気に入られようとする
⑤ 相手の顔色を伺っている
⑥ 権威的な存在といることでパワーを持つ感じがする
それでは、
ひとつひとつみていきましょう
① 自主的でない、主体的でない② 言いなりになる、自分の考えや意見がない
特に大人になり、
自分のお金や時間を使い
何かを習っている場合は、
ある程度自分の選択で今の状況があるわけですが、
上下関係の中では時々主体性や自主性が見えなくなってくる場合があります。
本来は自分が選択しているにも関わらず
やらされているような感覚。
言われたからやる、というような感じ。
特に苦手なことや少し難しい場面に直面すると起きるかもしれません。
ただ、やらない、ということもあっていいと思うのです。
やりたくなければ、やらない
辛かったら辞める
それすらも自分の選択。
指導者の指示待ちだったり、
言われたとおりにしかやらない、
自分で考えない。
そんなときは一度なぜそれを始めてみたのか
初心に返ってみたり、
またはどういう意図を持ち、始めたのか?
やっているのか?
見直してみるといいかもしれません。
③ 自分に意識が向いていない
④ 気に入られようとする
⑤ 相手の顔色を伺っている
④⑤は自分に意識が向いていないから起きていることと言えます。
いわゆる他人軸です。
相手(ここでは指導者)がどんな言動するか意識のベクトルが相手に向いています。
何かを習得したいとき。
何か自分が成長していきたいとき。
そんなときは自分に集中することです。
相手が気になる時には
相手が何をするか
相手が何を言うか
に意識を向けたり、力を使わず、
相手がそうすることで
自分は何を感じるのか?
どんな気持ちになるのか?
ということを
言葉として明確にすると良いです。
何が自分の中で起きているのかを
客観的に観ていくことで、
その場面だけでなく
自分に軸を戻す練習にもなります。
⑥ 権威的な存在といることでパワーを持つ感じがする
素晴らしい指導者と一緒にいれたら、
自分も素晴らしい生徒なんじゃないかと錯覚するような感じ。
依存的とも言えます。
もちろん素敵な人から教わることで
その人のもつパワーを与えてもらうというのはある意味本当だと思います。
ですが、
その人無しでは自分は魅力がない、とか
その指導者そのものに
自分がなったような感覚になる、とか。
自分がその人に成り替わるような感覚とか。
そんな時は少しズレていることに気づきたいです。
あんな人に憧れる
あんな先生みたいになりたい
偶像崇拝といいますが
絶対的な存在のように崇めたり、
依存的になったり。
自分がそのものになりたいというのは
ちょっと危険です。
あなたは、あなたで、
どんなに素晴らしい人から習ったとしても
その人にはなれません。
自分は自分以外にはなれないのですが、
今の自分を否定している、
受け入れられないことが
誰かに依存してしまう原因にもなります。
その人のエッセンスをいただき、
自分なりのオリジナルの
また違う素晴らしい存在になっていく。
①〜⑥は、
相手側、つまり指導する側に
パワーを持たせ過ぎてしまう
と言い換えることもできます。
自分のパワーを相手に差し出してしまうということです。
ここにはパワーバランスでいう、
対等さはありません。
自分はパワーレスになり、
相手がパワーが強くなり過ぎてしまう。
どちらもそれぞれのパワーを持ち、
それぞれが発揮していく。
お互いが成長していく。
そんな関係性を作っていくために
もし思い当たることがあれば
自分からそのバランスを取っていきましょう
自分で変えていけるという自信を持ちましょう
また、時にはその関係から離れるということも選択肢にはあるということを忘れないでくださいね。
記事についてのご感想などコメントいただけたら嬉しいです
お申込み・お問合せ方法
下記のフォームにてお気軽にお問合せください
朝から自分に向き合う時間
ココロもカラダもスッキリします