ピラティスインストラクターの高木愛ですてんとうむし


前回の続きです。




一般の方の身体メンテナンスの意識の低さについて最後触れました。



例えば



肩凝りがひどいとか腰痛で悩んでいるとか、慢性的な痛みやコリに悩まれてる方も多いと思います。


その改善の為に、マッサージや整体などで解消する方もいますよね。


特にそれが間違いとかではないです。


けれど、急性でなく慢性的な悩みの繰り返しであれば、根本的解決にはならないということです。



一時的にプロの手を借り、メンテナンスしても、1か月後にまたガチガチになりまた良くなり、また酷くなりの繰り返しでは悩みが解消されたとはいえないですね。


そういった徒手でのアプローチに加えて、何故それが起こっているのか?普段のどんな動作や姿勢によって引き起こされているのか?

そこまで診ていくことが必要です。


同時にトレーニングやエクササイズを通して、本来の身体の機能を取り戻していく。




大体の方は痛みが出てからケアします。


でも、痛みはもう身体からの赤に近い黄色信号です。


動けなくなったら完全に赤信号機



青から黄色になる時に自分で気づける、
そんな意識づけができるといいです。


必ず青から黄色になる感覚や感じるものが身体から発信されるから、そのサインを見逃さない。



お医者さんがこう言ったから、こうらしい、私の身体はこんな状態らしい。

まるで他人事のように言わないで。





まず、自分の良い状態を知る。


自分のニュートラルな感覚を知る。




何がよい状態で何が悪いかの判断を自分ができる。

感覚的に。


それにはただトレーニングをする。
ストレッチをする。
マッサージをするではダメなんです。


プロの手も借りながら、意見も取り入れながら。
でも、自分の感覚を第一に。




意識的に。自分の内側から観る。




私がピラティスをはじめ、皆さんにオススメする理由はここにあります。


私は感覚的にわかっていても、じゃあどうすればいいの?という部分でつまづいていました。


どれが正解?どうしたらいい?の答えがピラティスにはあったからです。




ピラティスも完璧ではないですが、
自分の感覚を養っていく、取り戻していくツールとしてはとてもいいものだと確信しています。




アマチュアスポーツをされている方、
または私の生徒さんやクライアントさんにも痛みがあるけど走る、泳ぐ、練習するという方がとても多いです。



身体からのサインを無視していては、思うような結果も出ませんし、何より楽しんで身体を動かすこととは正反対ですよね。


どうか自分の身体を大切に、自分の感覚を大切に。



自分を大切にできるのは自分しかいませんから。







地元で開催された日本選手権。応援に駆けつけてくれた甥っ子。まだ小さい。チュッチュしながら観てる笑笑