水泳インストラクターの高木愛です
昨日はひとつ、子どもの教室の最終日でした
前回までに計測は終わっていましたが、
前期よりタイムが伸びていない子だけ再計測
計測の時には、最初は特にあーしろこーしろ
と、うるさく言わないようにしています。
ちょっとしたポイントだけ。
普段練習していることが出てくるので、
それを見極めるためです。
前回は泳ぎはチェックしていましたし、
そこからタイムを伸ばすために更にポイントを伝えました。
まず、綺麗に泳ぐことは変わらず。
ハイポは4以上。
そして最後5メートルはノーブレ。
それだけをやってみよう
ということでタイムを計ってみました。
みんな1秒以上、速い子で5秒以上のタイムが伸びました
一体前回はなんだったのかと思いますが、
子どもではよくあること。
少し検定ということで
緊張して動きが固くなったり、
意識し過ぎて上手くいかなったり、
丁寧に泳ぎ過ぎてスピードが出なかったり。
これで、速く泳ぐコツもつかめるといいですね
バタフライも本当に上達して、
初めてのときに
タイミングとリズムが全くできなかった子が
一番のタイムで綺麗に泳ぐことができました
余りの時間はクイックターンの練習
今までも何回か練習していましたが、
今日なかなか上手くできない子どもには、
鉄棒の前回りの要領で腕に掴まらせて、前回り。補助しながら。
鉄棒で前回りできれば基本的は出来ます。
何回かやってみて、今度は腕なしで。
すんなり出来ました
ニッコリ「できた〜!」
よかったね
そして、蹴伸びからの〜前回り。
からの〜壁にピタッと着地。
からの〜蹴伸び。
慌てて壁を蹴らず、しっかり両足で壁を確認してから蹴るように。
この練習の時には何人かのペアとグループを作りました。
大人しくてもしっかりしている子。
発言力もあり、真面目な子。
そんな子どもたちのペアは、
明るく活発だけど、すぐ飽きちゃう子。
ムードメーカーだけど調子に乗っちゃう子。
こんな子たちの組み合わせで、
面倒を見たり、盛り上がったりできるようなチームで。
お互いの動きを確認しながら。
自分たちで解決しながら。
これは、
インプットしたものをアウトプットすることで身につけたり、
相手を見ながら自分の動きを確認したり、
発言しながら自分のものにしたり、
わかる子、できる子ができない子を指導することで沢山の学びがあるから。
お互いの長所を伸ばしていく
私が淡々と教えるよりも、
子どもたちが自発的に練習することが一番
ふざけたりしても、それを注意し合ったり、
またふざけることで盛り上がったり。
とってもいい雰囲気。
そして上達もみられ、どんどんクイックターンが上手くなっていきました
教室は終了
今期は5人の子どもたちが巣立っていきました
嬉しくもあり、少しさみしい気持ちになる場面です
上のクラスでもがんばれー
残った子どもたちも、一緒に追いかけよう
自分のご褒美に親友とタイ料理を食べに〜
その後、地震がやってくるとも知らずに…